犬と猫の殺処分ゼロ! 神奈川の命を守る取り組みに「全国に広まってほしい」との声
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
神奈川県が、平成27年度、神奈川県動物保護センターに収容された犬と猫の殺処分がゼロになったと発表しました。
平成26年度に続き、「犬と猫の殺処分がゼロ」は2年連続。犬のみで見ると、殺処分ゼロは平成25年度から3年連続になります。
このニュースにTwitterでは多くの称賛の声が上がっています。
殺処分ゼロの次へ
「殺処分ゼロ」というだけでも、素晴らしいことですが、神奈川県は既に次のステージを目指していると言います。
また、どのような施設にするかの具体的なプランも決まっているようです。
建物の老朽化により、建て替えが必要だったという現実的な理由もあるとのことですが、同じような施設を建設するのではなく、「保護された動物がより幸せになれるように」という観点から計画されたという新しい動物保護センター。
そして、このプランを寄付というカタチで実現させようとしています。
2016年4月15日の時点で寄付額は、目標の1億円には及ばない4300万円とのことですが、それでも市民の動物に対する意識が高まっていることは間違いなさそうです。
神奈川県のWebページには、ペットを飼う上で大切なことなどがきちんと整理されています。また、こんな歌を制作し、少しでも多くの人に「ペットのいのちの大切さ」を広めています。
さまざまな活動を積極的に行っているからこそ、2年連続で「犬と猫の殺処分ゼロ」が実現できたのでしょう。
こういった活動が全国に広がっていくといいですね。