『ギネス世界記録』に挑戦! 1000人が力を合わせたのは? By - 柏木ツチノコ 公開:2024-10-25 更新:2024-10-25 エコギネスゴミバスケットボール Share Post LINE はてな コメント 最終確認を終えて、緊張の結果発表を待つばかりと思っていた矢先…。 会場に、測量機が登場したのです! モザイクアートの四隅の角度と距離をとらえて、正確な面積を算出します。 計測を終え、固唾をのむ観客たち。時が止まったかのような静寂に包まれた会場で、結果を待っていると…。 公式認定員から、見事『ギネス世界記録』の更新が発表されました! これまでの記録を大きく塗り替える、173.41㎡のモザイクアートが完成したのです。 会場で『ギネス世界記録』の成功を見守った総勢500人の観客からは、このようなコメントが寄せられています。 ・印刷業界って閉鎖的なイメージがあったけど、社会に誇れるものができて、とても喜んでいます! ・貴重な瞬間に立ち会うことができました!この栄誉を後世に語り継いでいきたいです。 ・日頃は、地味な仕事をしている父親ですが、今日は輝いていました。『ギネス世界記録』も、仕事にも実直に向き合う姿を尊敬しています! 記録更新が発表された瞬間、歓喜の声が上がり、印青連メンバーだけでなく、多くの人が嬉し涙を流していました。 挑戦を決めた時から、家族や社員など、さまざまな協力があったのでしょう! grapeでは、印青連12代目会長を務める、𠮷田智博さんに喜びの声を聞きました。 柏木 『ギネス世界記録』の達成、おめでとうございます!まずは、率直な感想をお願いします。 𠮷田会長 ホッとしました…。約千人を巻き込んだ大イベントだったので、大成功に終えることができてよかったです! 柏木 準備には、並々ならぬ苦労があったのでは。 𠮷田会長 印青連メンバーは、アイディアマンばかりですので、苦労することはそこまでなかったですね。ただ、過去に行った運動会が好評だったので、バスケットの聖地といわれるこの会場が空き、昨年10月、私が勝手に押さえてしまいました(笑)。やりたいことがたくさんありすぎたのが困りましたね。 柏木 『ギネス世界記録』のほかにも、コンテンツが盛りだくさんでしたね。 𠮷田会長 DJブースが会場のボルテージを上げてくれました!また、印刷業界が誇る技術をワークショップで紹介したり、子供たちの笑顔があふれた縁日コーナーだったり。印青連メンバーは、日頃の仕事ではなかなかできない体験ができたと思います!あと、忘れてはいけないのが、バスケットボールのフリースロー・ドリブル・『3×3』対決でしょう。やはり、バスケの聖地といわれる代々木競技場第二体育館ですから、外せませんでした! 柏木 体育祭と文化祭の融合みたいなイベントでしたよ。ところで『ギネス世界記録』は、なぜ挑戦したのですか。 𠮷田会長 印青連メンバーの、誰かのひと言がきっかけでした。誰も否定するわけではなく「いいね!やりたいね」と。皆の挑戦したいという気持ちや、沸き立つエネルギーの強さを感じたのを覚えています。また私は、会長就任時に『つなぐ』をテーマに掲げていました。こういう大きなイベントを成功できたのは、印青連の強固なつながりがあってこそと思っています! 柏木 20代のメンバーも実行委員になっていて、若いパワーも感じました! 𠮷田会長 まさに、今回のイベントのテーマは『印刷業界の元気を次世代へ』伝えていくことです。印刷業界では、なかなか新しい人材が入らないという問題にも直面しています。「印刷業界はこんなこともしているのか」「盛り上がっているな」「まだまだ捨てたもんじゃないな」と感じてもらえていたら、うれしいです! 柏木 ヒシヒシと伝わってきましたよ! 𠮷田会長 印刷業界の一員として、今回伝えたかったのは、もう1つあります。それは、環境に配慮した『ギネス世界記録』への挑戦だったということです。 柏木 大量の紙を使っていますが…。 𠮷田会長 今回、紙ふぶきとして用意したのは、印刷後の紙を断裁して余ったもの。いわば、捨てるだけの運命にあった紙なのです。印刷業界では、紙のほかにも印刷の元となる版などをリサイクルしています。また、ペットボトルのラベル面積を小さくする動きや、プラスチック材料に置き換わる紙素材が登場するなど、環境に配慮した動きが盛んです。もしかしたら、そのような取り組みは、業界外の人には届いていないのかもしれません。 柏木 いいアピールになりましたね。 𠮷田会長 今回の『ギネス世界記録』にも、印刷の廃材を使ったモザイクアートと紹介される予定です。 柏木 最後に、𠮷田会長にとって印青連とはなんですか? 𠮷田会長 横のつながりが必要不可欠な、印刷業界を象徴する場だと思います。印刷の仕事は、デザイン、製版、印刷、加工のような工程別、分野別など、さまざまな『つながり』がなければ成り立ちません。印青連の場でネットワークをつないでおくと、自然と仕事の相談がしやすくなっていきます。また、自社にはない技術を持っている会社の存在にも気付けるでしょう。『ギネス世界記録』をはじめとする今回のイベントで、活気のある印青連のパワーが、次世代の印刷へとつなげる力を秘めていると、改めて感じました! 私たちの暮らしを支えている、印刷業界。 その裏には、会社の垣根を超えて、印刷の魅力を次世代へ『つなぐ』若い力であふれていました! また、業界が推進する環境配慮の取り組みを、『ギネス世界記録』という形で実践。 完成したモザイクアートは、名残り惜しいですが、イベント終了後に古紙回収されてリサイクルするようです。 そんな印刷業界が手がけるラベル・パッケージのことを知れば、仕事への働きがいを感じたり、ニュースで取りざたされている環境問題が、より身近な存在になったりするかもしれませんよ! [文・構成/grape編集部] 1 2 ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。 俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。 Share Post LINE はてな コメント
最終確認を終えて、緊張の結果発表を待つばかりと思っていた矢先…。
会場に、測量機が登場したのです!
モザイクアートの四隅の角度と距離をとらえて、正確な面積を算出します。
計測を終え、固唾をのむ観客たち。時が止まったかのような静寂に包まれた会場で、結果を待っていると…。
公式認定員から、見事『ギネス世界記録』の更新が発表されました!
これまでの記録を大きく塗り替える、173.41㎡のモザイクアートが完成したのです。
会場で『ギネス世界記録』の成功を見守った総勢500人の観客からは、このようなコメントが寄せられています。
・印刷業界って閉鎖的なイメージがあったけど、社会に誇れるものができて、とても喜んでいます!
・貴重な瞬間に立ち会うことができました!この栄誉を後世に語り継いでいきたいです。
・日頃は、地味な仕事をしている父親ですが、今日は輝いていました。『ギネス世界記録』も、仕事にも実直に向き合う姿を尊敬しています!
記録更新が発表された瞬間、歓喜の声が上がり、印青連メンバーだけでなく、多くの人が嬉し涙を流していました。
挑戦を決めた時から、家族や社員など、さまざまな協力があったのでしょう!
grapeでは、印青連12代目会長を務める、𠮷田智博さんに喜びの声を聞きました。
『ギネス世界記録』の達成、おめでとうございます!まずは、率直な感想をお願いします。
ホッとしました…。約千人を巻き込んだ大イベントだったので、大成功に終えることができてよかったです!
準備には、並々ならぬ苦労があったのでは。
印青連メンバーは、アイディアマンばかりですので、苦労することはそこまでなかったですね。ただ、過去に行った運動会が好評だったので、バスケットの聖地といわれるこの会場が空き、昨年10月、私が勝手に押さえてしまいました(笑)。
やりたいことがたくさんありすぎたのが困りましたね。
『ギネス世界記録』のほかにも、コンテンツが盛りだくさんでしたね。
DJブースが会場のボルテージを上げてくれました!また、印刷業界が誇る技術をワークショップで紹介したり、子供たちの笑顔があふれた縁日コーナーだったり。印青連メンバーは、日頃の仕事ではなかなかできない体験ができたと思います!
あと、忘れてはいけないのが、バスケットボールのフリースロー・ドリブル・『3×3』対決でしょう。やはり、バスケの聖地といわれる代々木競技場第二体育館ですから、外せませんでした!
体育祭と文化祭の融合みたいなイベントでしたよ。ところで『ギネス世界記録』は、なぜ挑戦したのですか。
印青連メンバーの、誰かのひと言がきっかけでした。誰も否定するわけではなく「いいね!やりたいね」と。
皆の挑戦したいという気持ちや、沸き立つエネルギーの強さを感じたのを覚えています。
また私は、会長就任時に『つなぐ』をテーマに掲げていました。こういう大きなイベントを成功できたのは、印青連の強固なつながりがあってこそと思っています!
20代のメンバーも実行委員になっていて、若いパワーも感じました!
まさに、今回のイベントのテーマは『印刷業界の元気を次世代へ』伝えていくことです。印刷業界では、なかなか新しい人材が入らないという問題にも直面しています。
「印刷業界はこんなこともしているのか」「盛り上がっているな」「まだまだ捨てたもんじゃないな」と感じてもらえていたら、うれしいです!
ヒシヒシと伝わってきましたよ!
印刷業界の一員として、今回伝えたかったのは、もう1つあります。それは、環境に配慮した『ギネス世界記録』への挑戦だったということです。
大量の紙を使っていますが…。
今回、紙ふぶきとして用意したのは、印刷後の紙を断裁して余ったもの。いわば、捨てるだけの運命にあった紙なのです。
印刷業界では、紙のほかにも印刷の元となる版などをリサイクルしています。また、ペットボトルのラベル面積を小さくする動きや、プラスチック材料に置き換わる紙素材が登場するなど、環境に配慮した動きが盛んです。
もしかしたら、そのような取り組みは、業界外の人には届いていないのかもしれません。
いいアピールになりましたね。
今回の『ギネス世界記録』にも、印刷の廃材を使ったモザイクアートと紹介される予定です。
最後に、𠮷田会長にとって印青連とはなんですか?
横のつながりが必要不可欠な、印刷業界を象徴する場だと思います。印刷の仕事は、デザイン、製版、印刷、加工のような工程別、分野別など、さまざまな『つながり』がなければ成り立ちません。
印青連の場でネットワークをつないでおくと、自然と仕事の相談がしやすくなっていきます。また、自社にはない技術を持っている会社の存在にも気付けるでしょう。
『ギネス世界記録』をはじめとする今回のイベントで、活気のある印青連のパワーが、次世代の印刷へとつなげる力を秘めていると、改めて感じました!
私たちの暮らしを支えている、印刷業界。
その裏には、会社の垣根を超えて、印刷の魅力を次世代へ『つなぐ』若い力であふれていました!
また、業界が推進する環境配慮の取り組みを、『ギネス世界記録』という形で実践。
完成したモザイクアートは、名残り惜しいですが、イベント終了後に古紙回収されてリサイクルするようです。
そんな印刷業界が手がけるラベル・パッケージのことを知れば、仕事への働きがいを感じたり、ニュースで取りざたされている環境問題が、より身近な存在になったりするかもしれませんよ!
[文・構成/grape編集部]