『ギネス世界記録』に挑戦! 1000人が力を合わせたのは?
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世界中のありとあらゆる頂を認定する、『ギネス世界記録™』。
中には『1分間に立てた鉛筆の本数』や『30秒間で片方に靴下を履く枚数』など、身近なものでチャレンジできそうな記録もあります。
grapeでは、そんな『ギネス世界記録』に挑戦し、ある業界を次世代に『つなぐ』1日に密着しました。
『ギネス世界記録』に挑んだのは?
2024年10月6日、東京都の若手印刷人が集う団体『印刷産業連絡協議会(通称:印青連)』は、東京都渋谷区の『国立代々木競技場第二体育館』で、印刷業界の魅力を次世代へ『つなぐ』ためのイベント『INSEIREN TOKYO JACK in YOYOGI』を開催しました。
印青連は同イベントで、『ギネス世界記録』の更新に挑んだのです!
日頃は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで販売される食品のラベル・パッケージ、街中で見かけるポスターなどを手がけている印刷会社らが、同イベントで、どんな記録に挑戦したというのでしょう。
印青連が挑んだのは…紙ふぶきで作る巨大なモザイク画です!
印刷物を断裁したり、試し刷りをしたりする際に出る製品にならない『ヤレ紙』を活用して、2cm四方の紙ふぶきと台紙を用意しました。
約300×400mmの台紙に紙ふぶきを貼り付け、モザイク画をつなぎ合わせて、浮世絵師である葛飾北斎の『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』の完成を目指すというのです!
当日、同会場には、印刷会社の社員とその家族など、約千人で作ったモザイク画の台紙が1250枚も並びました。
台紙をすべてつなげると、これまでの『ギネス世界記録』の142.16㎡を超える面積になるといいます。
しかし『ギネス世界記録』の更新には、険しい道のりが待ち受けていました…。
会場では公式認定員が、台紙に設けられた2cm四方のマスからずれたり、剥がれたりしていないか、1枚1枚チェックしていきます。
また事前に申請された紙ふぶきの色通りに貼られているかなど、チェック項目は多岐にわたるのだとか。
印青連は実行委員が中心となって、紙ふぶきの貼り直し作業にあたります。日頃から、刷り上がった印刷物の検品を行う人たちでも、なかなかひと苦労のようです。
中には、紙ふぶきのほとんどがガタガタになっている台紙も…。
貼り直した実行委員によれば「おそらく簡易的に貼れるスプレーのりを使っていたため、粘着力が弱まった」とのこと。
午前11時頃から始まった作業は、4時間を超える大仕事になりました!