電気コードが火災の原因に? 消防局が注意喚起
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※写真はイメージ

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

スリッパがない時どうする? 消防士のやり方に「勉強になった」「やってみます」2025年3月16日、兵庫県尼崎市にある尼崎市消防局(以下、消防局)は、Instagramアカウントで災害時に役立つ簡易スリッパの作り方を、紹介しました。
- 出典
- omfd.119
さまざまな電化製品が生活に必要不可欠になっている、現代。
部屋の中に、家電の電気コードがあふれている家庭も多いでしょう。
消防局「電気コードを挟まないで!」
大阪府大阪市にある、大阪市消防局のInstagramアカウントは『挟むな危険!火を吹く電気コード』と題して、動画を公開しました。
家電を利用する際に便利な電気コードですが、使い方を間違えると火災の原因になることがあるといいます。
電気コードに衝撃が加わると、断線の原因になります。中でも、見落としがちなのが『戸に挟まれた電気コード』だそうです。
家電の設置場所の関係で、電気コードが廊下や部屋をまたぐ状態になることもあるでしょう。
人が出入りする際に、電気コードを繰り返し戸で挟むと、断線して火事になってしまうことがあります。過去には、死者が出る火災の原因になったことも。
大阪市消防局は「電気コードの挟み込みはやめましょう」と注意喚起しました。
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2024年11月現在、各所で気温が低くなり、冬の訪れを感じるようになりました。冬は空気が乾燥しており、火災が多くなるといわれています。
「このくらい大丈夫」と油断せずに、一度、家の電気コードの場所をチェックしてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]