スチームアイロン、片付ける前にすべきコトが… 「習慣にします」「覚えておく」
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『スチームアイロン』は、底板から出る蒸気により衣類のしわを取るアイロンです。
ドライアイロンとスチームアイロンの違いは、『蒸気が出るか出ないか』です。これに加え、片付け方にも違いがあることを知っていますか。
『日立グローバルライフソリューションズ』のブランドサイトでは、スチームアイロンの正しい片付け方を紹介しています。
大切なアイロンを長く使い続けるためにも、扱い方を見直してみましょう。
スチームアイロンは『通電』してから片付ける
※写真はイメージ
一般的なドライアイロンは、使い終わったら熱いままでも片付けられます。
しかし、スチームアイロンは電源を切り、タンクの水を捨てるだけでは片付けられません。
『日立グローバルライフソリューションズ』では、スチームアイロンの片付け方を次のように解説しています。
普通であれば真っ先に考えるのは『本体を冷ますこと』なのに、なぜわざわざ熱くするのでしょうか。
その理由は、加熱部に残った水から起こるカルキの形成、雑菌の繁殖を防ぐためです。
スチームアイロンは『スチーム』に設定することでタンクの水が本体内部に入り、スチーム吐出口から蒸気を発生させます。
アイロンがけが終わった直後は加熱部に水が残っていることがあるため、アイロンの衛生を保つには水の除去が必要です。
設定をスチームからドライに切り替え、タンク内に残っている水の内部侵入を防ぎます。その上で温度設定を『高』に変更し、通電することで水分を蒸発させているのです。
蒸気の出るスチームアイロンだからこそのお手入れとなるので、「面倒だな」と感じてもスチームからドライに切り替えてから通電し、通電が終わったら電源プラグを抜いて、本体が冷めてから片付けるようにしましょう。
『アイロン表示』の確認も忘れずに
スチームアイロンを使う際は、衣類の『アイロン表示』を確認しましょう。
アイロンのマークに『×』が書かれている素材は、アイロンそのものが使えません。
また、アイロンの絵の中に『低』『中』『高』または『・』『・・』『・・・』のどれが書かれているかも確認しましょう。
『高』『・・・』は200℃まで、『中』『・・』は150℃まで、『低』『・』は110℃までしか対応していません。
指定された温度以上の温度でアイロンをかけてしまうと、衣類にダメージを与えてしまいます。
アイロン本体だけでなく衣類も守れるよう、アイロンの使い方とアイロン表示をしっかりと確認しましょう。
[文・構成/grape編集部]