レンチン時ラップは、ふわっと?ぴったり? 旭化成に聞いた『正解のかけ方』は…
公開: 更新:

※写真はイメージ

ポケットティッシュはそのままカバンに入れないで! 持ち運び方に「正解コレ」ポケットティッシュがカバンの中で潰れてボロボロになっていたという経験は誰しもがあるのではないでしょうか。ポケットティッシュをグシャグシャにならずに持ち歩ける裏技を紹介します。

ペットボトルの底に磁石を入れて? 3時間後の結果に「次からコレ!」洗ったペットボトルを乾かす時、中だけがなかなか乾かず困ったことはありませんか。この悩みは、身近な『ある物』を使うとすっきり解決できます。牛乳パックを乾かす時にも使えるアイディアなので、ぜひチェックしてください。
- 取材協力
- 旭化成ホームプロダクツ株式会社
料理のレシピを見ていると、『レンジで加熱する際はふわっとラップをかける』という指示が記載されていることがあります。
では、この『ふわっとかける』とはどのような状態なのか、これにより、どんな効果やメリットがあるのでしょうか。
『サランラップ®』を販売する、旭化成ホームプロダクツ株式会社(以下、旭化成ホームプロダクツ)に聞いてみました。
『ふわっとラップをかける』とは?
そもそも、『ふわっとラップをかける』とは、どのような状態のことを指すのでしょうか。
旭化成ホームプロダクツによると、このような回答がありました。
少しゆるめに余裕をもってかけた状態のことです。例えば、器にかけて加熱する場合は、器にラップをピンと張ってかけるのではなく、ゆるめにかけます。
食品を直接包む場合は、食品とラップの間に少し余裕をもたせながら、食品がはみ出さないように、フィルム同士をくっつけるようにして包んでください。
※写真はイメージ
では、『ふわっとラップをかける』ことで、どのような効果が得られるのでしょうか。
電子レンジ加熱する場合には『ピッタリ』とラップをかけてしまうと、食品からの蒸気でラップに圧力がかかり、裂けてしまうことがあります。
少しゆるめに余裕をもってラップをかけることで、上手に加熱できます。
また、ラップをかける際は注意すべき点もあるといいます。
コロッケなど油分の強い食品は加熱時に高温になります。
ラップに直接触れる形で加熱すると、ラップの耐熱温度、『サランラップ®』の場合は140℃を超えてしまい、破けたり溶けたりすることがあります。
このような場合は、深めの耐熱容器に入れ、食品がラップに接触しないようにかけて加熱してください。
続けて、『ピッタリとラップをかける』メリットも教えてもらいました。
常温保存、冷蔵保存、冷凍保存であれば『ピッタリ』とラップをかけていただいて問題ありません。
むしろ、水分や鮮度の保持、ニオイ移り、ニオイ漏れを防ぐには、ピッタリとラップをかけるのがポイントです。
ラップをかける際は、用途に応じて『ふわっと』と『ピッタリ』という2つの方法を上手に使い分けましょう。
※本記事で紹介した例は『サランラップ®』の使い方での注意点となります。各メーカ―でラップの素材や耐熱温度が異なるため、使用時に確認しましょう。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]