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レンチン時ラップは、ふわっと?ぴったり? 旭化成に聞いた『正解のかけ方』は…

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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ラップの写真

※写真はイメージ

料理のレシピを見ていると、『レンジで加熱する際はふわっとラップをかける』という指示が記載されていることがあります。

では、この『ふわっとかける』とはどのような状態なのか、これにより、どんな効果やメリットがあるのでしょうか。

『サランラップ®』を販売する、旭化成ホームプロダクツ株式会社(以下、旭化成ホームプロダクツ)に聞いてみました。

『ふわっとラップをかける』とは?

そもそも、『ふわっとラップをかける』とは、どのような状態のことを指すのでしょうか。

旭化成ホームプロダクツによると、このような回答がありました。

少しゆるめに余裕をもってかけた状態のことです。例えば、器にかけて加熱する場合は、器にラップをピンと張ってかけるのではなく、ゆるめにかけます。

食品を直接包む場合は、食品とラップの間に少し余裕をもたせながら、食品がはみ出さないように、フィルム同士をくっつけるようにして包んでください。

ご飯にラップをかける写真

※写真はイメージ

では、『ふわっとラップをかける』ことで、どのような効果が得られるのでしょうか。

電子レンジ加熱する場合には『ピッタリ』とラップをかけてしまうと、食品からの蒸気でラップに圧力がかかり、裂けてしまうことがあります。

少しゆるめに余裕をもってラップをかけることで、上手に加熱できます。

また、ラップをかける際は注意すべき点もあるといいます。

コロッケなど油分の強い食品は加熱時に高温になります。

ラップに直接触れる形で加熱すると、ラップの耐熱温度、『サランラップ®』の場合は140℃を超えてしまい、破けたり溶けたりすることがあります。

このような場合は、深めの耐熱容器に入れ、食品がラップに接触しないようにかけて加熱してください。

続けて、『ピッタリとラップをかける』メリットも教えてもらいました。

常温保存、冷蔵保存、冷凍保存であれば『ピッタリ』とラップをかけていただいて問題ありません。

むしろ、水分や鮮度の保持、ニオイ移り、ニオイ漏れを防ぐには、ピッタリとラップをかけるのがポイントです。

ラップをかける際は、用途に応じて『ふわっと』と『ピッタリ』という2つの方法を上手に使い分けましょう。

※本記事で紹介した例は『サランラップ®』の使い方での注意点となります。各メーカ―でラップの素材や耐熱温度が異なるため、使用時に確認しましょう。


[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]

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取材協力
旭化成ホームプロダクツ株式会社

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