生クリームが余っても捨てないで! 企業が教える活用法に「そう使えるんだ」
公開: 更新:
ファスナーが布をかんだ… 企業直伝の解決策に「これなら間違いない」上着やズボンなどのファスナーが、周りの布をかんで動かなくなってしまったことはありませんか。ファスナーが動かなくなってしまった時は、無理やり動かすことはやめましょう。YKKが適切な対処法を紹介してくれています。
「ココアに塩」 お湯を注ぐと…? 「ウソだろ」「絶対試す」普段作るココアに『ほんの少しの物足りなさ』を感じている人は、ココアとは無縁そうなある調味料を加えてみましょう。ココアパウダーを変えることなく、お店で飲むような高級感のあるココアに変身します。
- 出典
- タカナシ
お菓子作りでは生クリームを使う機会も多いでしょう。いつもぴったりで使い切れるとは限らないため、少量のみ余ってしまい、対処に困る人も少なくないようです。
こんな時、頭に思い浮かべるのは「余った生クリームを冷凍しておいて、また次の時に使えたら」というアイディアです。
生クリームは冷凍保存できるのかどうか、乳製品メーカーであるタカナシ乳業株式会社(以下、タカナシ)のウェブサイトからお伝えします。
液体のままの生クリームの冷凍保存は難しい
余った生クリームを冷凍保存できるかどうかという疑問について、タカナシの回答は以下のとおりです。
脂肪分を多く含んだ生クリームは、冷凍によってその性質が変化してしまいます。解凍すれば見た目だけは同じように見えますが、使える場面はごく限られてしまうでしょう。
余った生クリームはどうすればいい?
※写真はイメージ
タカナシは、生クリームは液体状のままではなく、ひと手間加えてから冷凍する方法を推奨しています。
始めから冷凍保存を念頭に置くなら、もっともおすすめなのはバターにする方法です。
しっかり混ぜて分離させたら、固形物のみを取り出し練って、柔らかめのバターを作りましょう。ラップで包み薄い板状で冷凍しておけば、必要なぶんのみ使用できます。
また、泡立てた状態の生クリームも、冷凍保存が可能です。性質の変化により飾り付けには使えないものの、少量のみ余った時にも対処しやすいでしょう。
ツノがしっかり立つまで混ぜてから、絞り出して急速冷凍してください。完全に凍ったら、保存容器にまとめておくと便利です。
ココアやコーヒーなどの飲み物に添えるほか、凍ったままアイスクリームのようにも楽しめます。
砂糖を少なめにして甘さを控えたものなら、シチューやパスタなど加熱調理に使うのもOK。味に深みが出るでしょう。
余った生クリームをそのまま処分するのはもったいないもの。状況に応じた保存&活用方法を検討してみてください。
生クリームは、そのままの状態で冷凍保存するのは難しいでしょう。一方で、冷凍前にひと手間かけることで、分離するのを防いでくれます。使い道は限られるものの、「これで無駄にしなくても済む…」と安心する人も多いのではないでしょうか。
タカナシウェブサイト情報も参考にして、自分に合った使い切り方法を実践してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]