福岡の商店街にある懸垂幕 書かれた3行に「怪獣みたいに叫んだ」「愛を感じる」
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- 出典
- @uomachi
商店街を訪れると、「〇〇にようこそ!」などと書かれた懸垂幕が掲げられていることがありますよね。
歓迎を表す言葉は、一般的に観光客を中心とした、不特定多数に向けられている場合が多いでしょう。
しかし中には、『とあるファン』の心に刺さるウェルカムメッセージが書かれていることもあるようです…。
福岡県の商店街にあった懸垂幕に「愛を感じる」
福岡県の北九州市小倉には、2021年にアーケード誕生から70年を迎えた古きよき商店街『魚町銀天街』があります。
2025年2月17日、同商店街のXアカウント(@uomachi)は、同日から同年3月2日までの期間限定で掲げるという、懸垂幕の写真を公開しました。
『魚町銀天街』は、『サカナクション』を丁寧 丁寧 丁寧 に応援します。
『魚町銀天街』が期間限定で掲げるのは、人気バンド『サカナクション』に対する応援メッセージが込められた懸垂幕でした!
『サカナクション』の代表曲『新宝島』のサビの歌詞にちなんだ愛のある応援メッセージに、思わず頬がゆるんでしまいますね。
また懸垂幕の下部には、『魚民のみなさま 北九州へようこそ』という、『サカナクション』のファンの呼称である『魚民(うおたみ)』に向けたウェルカムメッセージもありました。
『サカナクション』は同年2月22日現在、全国17都市を回るホールツアー『SAKANAQUARIUM 2025 “怪獣”』の真っ最中。
『魚町銀天街』は、同年3月2~3日に、市内にある多目的ホール『北九州ソレイユホール』で公演がおこなわれることを踏まえて、足を運ぶ『魚民』の歓迎体勢を整えていたのでした。
【ネットの声】
・愛を感じる。『魚民』としては、ぜひともうかがいたい!
・今回は行けないけれど、心だけは『魚町銀天街』に飛ばしておきます!
・思わず声が出たし、『怪獣』みたいに叫んだ。
・素敵な企画ですね!『サカナクション』のメンバーも『魚民』たちも喜んでくれますね!
・こ、これは嬉しい…。なんと粋なはからいなんだ。涙が出そう。
どのような経緯でこの懸垂幕を掲げることになったのか気になった筆者は、魚町商店街振興組合の梯輝元(かけはし・てるもと)理事長に話をうかがいました。
『サカナクション』の懸垂幕を掛けた経緯とは…
――懸垂幕を掛けることにした経緯を教えてください。
『魚町商店街』の役員に『サカナクション』のファンがいたのと、北九州市が「コンサート来場者に街で買い物をしてもらおう!」といったキャンペーンを始めたためです。
――懸垂幕に書かれた「『魚町銀天街』は、『サカナクション』を丁寧 丁寧 丁寧に応援します」という一文は、どのように決まったのでしょうか。
理事長である私の提案ですんなり決まりました。
――懸垂幕を掛けてからSNSで上がっている反響について、率直な感想を教えてください。
Xへのコメントやリポストは、温かいものばかりで感謝しています。
次もその次もその次も、『魚町銀天街』は揺れたり震えたりしながら『サカナクション』を応援していきます。
この懸垂幕は、『魚町銀天街』の2丁目と3丁目の間付近に掲げられるとのことです。
見に行きたくても、どうしても仕事や学校などで予定が合わず断念する『魚民』は多いかもしれません。
そんな『魚民』たちのために、『北九州ソレイユホール』の公演に参加する『魚民』たちがきっと『思い出のお裾分け』をしてくれることでしょう!
[文・構成/grape編集部]