TOTO「自分でやるのは危険です」 トイレタンクのお手入れ法に「知らなかった」
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- 出典
- TOTO
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トイレ内で、意外と汚れがたまりやすいといわれているのが『タンク内』です。
掃除しないまま放置した結果、「黒いカビや汚れがたまってしまった…」という人も多いのではないでしょうか。
どうお手入れすればよいのか、水回り設備のメーカーであるTOTO株式会社(以下、TOTO)のウェブサイトより、注意点とともにお伝えします。
トイレの故障や思わぬトラブルを防ぐためにも、ぜひ参考にしてみてください。
トイレタンク内は自力でのお手入れが難しい
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トイレタンクの内部は目が届きにくく、また常に水がたまっているため、汚れが広がってしまうケースは決して珍しくはありません。
「これ以上ひどい状態にしたくないから」とお手入れしようとする人も多いですが、TOTOはウェブサイトで以下のように伝えています。
「汚れやすいのにお手入れできないなんて…」と思う人もいるかもしれませんが、もちろん理由があります。TOTOがウェブサイトで伝えている主な理由は以下のとおりです。
・手を突っ込むことで、ケガをする恐れがあるから。
・調整に不具合が生じ、異常の原因になるから。
・洗剤によって、内部部品が破損したり腐食したりする恐れがあるから。
トイレタンク内は、ただ単純に水をためておくためだけの場所ではありません。水洗トイレを正常に機能させるために、さまざまな部品が搭載されています。
掃除のために手を入れれば、ケガをする恐れもあるでしょう。
また部品や調整に問題が発生すれば、トイレの水が止まらなくなったり、逆にまったく出なくなったりする可能性も。
自力で対処できない事態を防ぐためにも、タンク内部を自分で清掃しないよう注意喚起しています。
どうしても掃除したい場合は?
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トイレタンク内の清掃は難易度が高いとはいえ、「一度見てしまった汚れをそのまま放置できない」と思う人も多いでしょう。
やむを得ずお手入れする場合は、TOTOがウェブサイトで伝えている以下の注意点を守ってください。
・ゴム手袋を着用する。
・壁や床はしっかりと養生する。
・タンク内部の部品には極力触れない。
・中性洗剤以外の洗剤は絶対に使わない。
・清掃後は洗剤成分をしっかりと洗い流す。
タンク内の汚れがひどい場合、酸性やアルカリ性の洗剤、漂白剤などを使って「徹底的に洗浄したい」と思う人もいるかもしれません。
しかしこれらの洗剤を使うと、内部部品を劣化させかねません。使用する洗剤の成分や性質をしっかり確認してください。
また、これらの注意点を意識して掃除したとしても、完璧にきれいにするのは難しいでしょう。
こちらも理解したうえで、お手入れ方法について検討してみてください。
トイレタンク内の掃除に関する注意喚起に、「まさか…」と思った人も多いのではないでしょうか。
なおTOTOは、どうしても汚れが気になる人向けに、有料のクリーニングパックを提供しています。
自分では作業が難しい部分までプロがしっかりとお手入れし、作動点検まで行ってくれるので安心です。選択肢の1つとして、ぜひ検討してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]