『カビキラー』の使用を避けるべき場所 3選に「普通にやっていた」「気を付けます」
公開: 更新:


水筒に絶対入れないで 企業の呼び掛けに「ダメだったのか…」「これはやりかねない」2025年5月1日、キッチン道具を製造、販売する和平フレイズ株式会社がXアカウント(@waheifreiz)を更新。『水筒に入れてはいけないもの』について、注意を呼びかけました。

トイレの換気、窓を開けるのはNG? ベストな方法に「なるほど」「習慣にします」トイレのニオイや湿気を逃がすために窓を開けるべきなのか換気扇をつけるべきなのか、工務店のウェブサイトを参考にご紹介します。
お風呂のカビ掃除に便利なのが、ジョンソン株式会社が販売している『カビキラー』(税込300円〜450円程度)。
短時間でしっかり浸透し、気になるカビ汚れを根こそぎ除去してくれる優れものです。
効果が高い洗剤だからこそ、使用時には注意したいポイントもいくつかあります。
本記事では、汚部屋からの脱出をテーマにInstagramで発信している、さえ(sae.obeya_katazuke)さんの投稿をもとに、多くの人が見落としがちな3つのNG行動を紹介します。
知らずにやっていないか、ぜひチェックしてみてください。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
カビキラーは浴槽には使わない
湿気の多いお風呂場では、カビが発生しやすいもの。
「一気にきれいにしたい」と、浴室中にスプレーしてしまう人もいるかもしれませんが、実はこれが1つ目のNG行動です。
カビキラーの主成分である『次亜塩素酸ナトリウム』は、浴槽の材質によっては変色や劣化を引き起こします。
特に樹脂製の浴槽は、表面が傷んだり色が抜けてしまったりする恐れがあるため、注意しなくてはいけません。
そもそも浴槽内に付いているのは、水垢や湯垢、皮脂汚れなどの汚れがほとんどです。
カビキラーでは落としにくいため、通常のお風呂用洗剤でこすり洗いしたほうが効果的といえます。
天井への使用はNG
使い方を間違えると、健康に影響を及ぼすリスクもあるカビキラー。2つ目のNG行動としてさえさんが注意を呼びかけているのは、『浴室の天井に直接スプレーすること』です。
スプレーが垂れてきて、皮膚や目、髪に付着する恐れがあります。吸い込んでしまうと、健康被害を起こす原因にもなります。
とはいえ、天井のカビ掃除は重要です。天井に発生したカビが胞子をまき散らすと、浴室全体に広がりやすくなってしまいます。
こまめに掃除しておくことで、ほかの場所へのカビの広がりを防げるでしょう。
そこで、さえさんがおすすめしているのが、フロアワイパーを活用する方法です。
フロアワイパーに取り付けたシートにカビキラーを吹き付け、床を拭く要領で天井を掃除してみてください。この方法なら、薬剤が垂れてくる心配がなく、安心して作業できるでしょう。
お湯で流すのは逆効果
最後のNG行動は、『お湯で洗い流す』ことです。
お湯で流すと、臭いが強く立ちのぼり、気分が悪くなる恐れがあります。
洗い流す際はお湯ではなく水を使いましょう。また、作業の際は換気を忘れないようにしてください。
さえさん自身も「知らなくて、ずっとお湯で流していた」と話しており、同じような経験をした人も多いかもしれません。
普段何気なく使っているカビキラーも、誤った方法で使用すれば思わぬ健康被害や素材の劣化につながることがあります。
便利なアイテムだからこそ、正しく使って安全に活用しましょう。
[文・構成/grape編集部]