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トイレの消臭にも使える! 企業が教える『コーヒーグラウンズ』の活用術6選

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

『コーヒーグラウンズ』という言葉を知っていますか。

これは、コーヒーを抽出した後の『コーヒーかす』を指す言葉で、環境意識の高まりとともに、2022年頃からこのように呼ばれるようになりました。

一般的には、コーヒーグラウンズをそのまま捨ててしまうことが多いですが、実は優れた脱臭効果があり、暮らしのさまざまな場面で役立つことが分かってきています。

本記事では、さまざまな家電の製造を手がけている、株式会社ツインバード(以下、ツインバード)のウェブサイトから、コーヒーグラウンズの具体的な活用法を紹介します。

なぜコーヒーグラウンズには脱臭効果があるのか?

コーヒー豆とコーヒーかす

※写真はイメージ

焙煎されたコーヒー豆には、目には見えないほど細かな穴がたくさん空いています。そこにニオイ成分が入り込むことで、消臭剤として働くのです。

また、コーヒーを淹れた後のコーヒーグラウンズは粉状で水分を含んでいます。吸着できる面積が広がるため、活性炭よりも高い脱臭効果があるのだそうです。

脱臭におすすめの使用場所6選

トレイにのったコーヒーかす

※写真はイメージ

ツインバードによると、ドリップ後に残ったコーヒー粉はもちろん、挽いてから時間が経ったものや賞味期限を過ぎてしまったものも、再利用できるそうです。

1.トイレ

コーヒーグラウンズはアンモニア臭の除去に優れているとされているため、トイレの消臭にぴったりです。

コーヒーフィルターに入れたまま、湿った状態で設置するのがポイント。なお、カビの発生を防ぐためにも、毎日取り替えることをおすすめします。

2.ゴミ箱、おむつ用ゴミ箱、三角コーナー

アンモニア臭だけでなく、アルカリ性のニオイにも効果があるとされています。

ふた付きのゴミ箱に使う場合は、コーヒーグラウンズをガーゼや不織布の袋に入れて、ふたの裏に貼り付けると効果的です。

三角コーナーには直接ふりかけて使いましょう。

3.電子レンジ、魚焼きグリル

魚焼きグリルの気になるニオイは、受け皿にコーヒーグラウンズを広げて5分ほど加熱すると軽減できます。

電子レンジの場合は、耐熱容器にコーヒーグラウンズを入れて、数分加熱してください。しばらく庫内に置いておくと、こもったニオイを吸収してくれます。

4.鍋、保存容器

蓋を開けた保存容器

※写真はイメージ

鍋のニオイが気になる時は、水を張った鍋にコーヒーグラウンズを入れて沸騰させ、しばらく放置すると効果的です。

保存容器に付着したニオイは、容器の中にコーヒーグラウンズを入れてふたを閉め、一定時間置いてから洗い流すとすっきりします。

5.灰皿

タバコのニオイにも効果が期待できるでしょう。

乾燥させたコーヒーグラウンズを灰皿に広げておき、火のついた吸い殻をその上で消すことで、タバコ特有のニオイを軽減できます。

6.脱臭袋

コーヒーグラウンズをガーゼや布袋に入れて脱臭袋を作れば、玄関や下駄箱、冷蔵庫、車内などでも活用できます。

コーヒーグラウンズを脱臭剤として使う場合は、使用期間に注意しましょう。

湿った状態のコーヒー粉を脱臭に使う場合は、カビが生えてきてしまう可能性もあるので2~3日が限度です。一方、完全に乾燥させたコーヒー粉を使う場合は、脱臭効果は1週間~1ヵ月程度とされています。

ツインバード ーより引用

脱臭効果の持続期間は環境によって変わります。「効果が薄れてきたかも…」と感じた時が、替えるタイミングです。定期的に、ニオイの有無を確認するようにしましょう。

本来なら捨ててしまうコーヒーグラウンズも、少しの工夫で暮らしに役立つアイテムへと生まれ変わります。

脱臭剤としての効果はもちろん、さまざまな場所で手軽に活用できるので、今日から取り入れてみてはいかがでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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出典
ツインバード

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