オゾン層が回復しているとの研究結果 人類の取り組みが実を結ぶ!
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マサチューセッツ工科大学のスーザン・ソロモン教授率いる国際チームが「オゾンホールが21世紀中ごろまでに塞がらない理由はない」という研究結果を発表し、注目を集めています。
オゾン層回復の兆しを研究チームが確認
太陽の紫外線から地球を守るオゾン層。日本でも1980年代ごろからオゾン層を破壊すると考えられる物質を規制するなど、さまざまな措置を講じてきました。
今回、スーザン・ソロモン教授が率いる研究チームは、オゾンホールに関して以下のような成果が得られたとは発表しています。
モントリオール議定書
1987年採択、1989年発効。1996年までに特定フロン、ハロン、四塩化炭素を全廃するなど、オゾン層を破壊し得る物質を規制する国際ルールが定められた議定書。1990年、1992年、1997年、1999年と段階的に規制が強化されている。
さらに教授は、こう続けます。
2015年にはNASAも「オゾン層回復」を発表
2015年5月にはNASAも「21世紀末までにオゾンホールは消滅する」と発表しています。
しかし、ソロモン教授のチームが発表した今回の成果では、NASAの発表よりも半世紀も早いオゾンホールの消滅を予測しています。
火山の噴火がオゾン層を破壊する
また、今回のソロモン教授の研究では、火山の噴火がオゾン層の回復に与える影響についても言及しています。
火山の噴火が、オゾン層の回復を遅らせたと言うのです。そして、その理由を次のように語ります。
ソロモン教授による、この新たな知見は世界を驚かせました。火山噴火とオゾン減少の相関関係は、現段階では「可能性レベル」の話のようですが、非常に興味深い新説です。
1人1人の取り組みや、国を上げての法整備、意識改革などが実を結んだオゾン層の問題。こういった成功体験が、ほかの環境問題への取り組みにも好影響を与えることが望まれます。