井の頭公園の池が「めちゃめちゃキレイになってる」と話題 その理由は…?
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- 出典
- @heshelaay
東京都武蔵野市と三鷹市にまたがる井の頭恩賜公園。緑豊かな憩いの場として、都民に愛されています。
そんな井の頭恩寵公園の池『井の頭池』に、ある変化が起こっているとか…。
ヒーシー・ルイ(@heshelaay)さんが、Twitter上に投稿した、こちらの動画をご覧ください。
『井の頭池』がまるで…
新緑の木々に囲まれた池。水の透明度が高いからか、緑色の藻が美しく映えて見えます。
まるでフランスの画家クロード・モネの絵画『睡蓮』のような雰囲気です!
池がきれいになった理由
井の頭池は戦前、池の底が見えるほど澄んでいたそうです。
しかし、市街地化が進んだ影響で、池の湧き水が枯渇したことにより、水質が悪化。ゴミの不法投棄や外来種の増加で、かつての姿は失われてしまいました。
そこで、井の頭池では2013年からボランティアの手を借り、これまで3度の『かいぼり』を行うなど、環境改善に取り組んできました。
【かいぼり】
水を抜いてゴミの撤去や外来魚の駆除などを行い、池の底にある泥を天日に干すこと。
かいぼりは、水質の浄化や、生態系保全に効果があるとされている。
その結果、井の頭池において絶滅したと考えられていた水草『イノカシラフラスコモ』が復活するなど、水質が大幅に改善されたのです!
この動画を見た人たちからも、多くのコメントが寄せられています。
・なんてきれいなんでしょう!行ってみたくなりました。
・ボートに乗ると、より美しさを実感できそうですね。
・井の頭池は汚いイメージでした。こんなに変わったとは。
・素敵です。本当にモネの世界のよう。
地道な努力によって、かつての美しさを取り戻しつつある『井の頭池』。
二度と汚れた池に戻らぬよう、大切にしていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]