動物たちの英雄となった男性 毎日1万リットル以上の水を運び続ける
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「夕飯を作ろうと思ったら…」 立てなくなったワケに「爆笑」「意志を感じる」2匹の猫と暮らしている、飼い主(@kunyan_kainyan)さん。愛猫の1匹である、カイちゃんの写真に、12万件以上もの『いいね』が寄せられました。
仮装をして集まった5匹の柴犬 あまりに『戦隊ヒーロー』すぎる姿が、こちら「戦隊ヒーローみたい」といったコメントとともに、柴犬の九ちゃんの写真をXに投稿した、飼い主(@gBETQs4FK71tz68)さん。 写真には九ちゃんのほかに、飼い主さんの友人たちが連れてきた、4匹の柴犬も一緒に写っていて…。
近年水問題が深刻化している地域の一つ、ケニア。繰り返す干ばつにより、サバンナの野生動物たちが水分不足で衰弱死してしまうケースが増えているのだそう。
この問題を目の当たりにしていた、ケニア人男性のパトリックさんは、野生動物たちのためにある大きな決断をします。
それは、毎日数時間かけて1万リットル以上の水を運ぶことでした。
パトリックさんはエンドウ豆農家として働く傍ら、毎日、片道1時間以上かけて『ツァボ・ウェスト国立公園』まで水を運んでいます。
水分不足により衰弱死していく動物たちをたくさん見てきた彼は、この悲惨な状況を変えたい一心で数年前に水を運ぶ活動を開始。活動は徐々に拡がりをみせ、彼に協力したいという人も増えていきました。
今では、トラックが到着するとシマウマやゾウそしてバッファローをはじめとした様々な野生動物たちが水を求めてやって来るようになりました。
中には、水を貯める穴の周りで、トラックの到着を待っている動物たちもいるのだそう。
今や野生動物たちにとってのオアシスとなっている、パトリックさんの存在。彼が毎日水を届けるおかげで、命を救われた野生動物たちがどれだけいることでしょう。彼の行動力、決断力には頭が下がる思いです。
現在、パトリックさんの活動に賛同した人たちにより、寄付を呼びかけるサイトが立ち上がっていて、今までに集まった寄付金は約2000万円以上にものぼっています。
今後も支援の輪が拡がり、パトリックさんの活動が報われる日がくることを願わずにはいられません。
[文・構成/grape編集部]