フランスの環境対策に注目集まる! 2020年を目標に使用が禁止されるものとは?
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
このラバーストラップ、実は? 「思い出を形にする素敵な活動」「唯一無二だ…」2025年1月9日、山崎智音(@chion777)さんがXに公開したラバーストラップにまつわる投稿に、多くの反響が上がっています。ラバーストラップは、カバンやリュックサックなどに付けて楽しめる、汎用性の高いアイテムですよね。その『素材』に、注目が集まっているのです。
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【祝】佐々木朗希、結婚を発表 「朝からビックリ」「なんて嬉しいニュース」『ロサンゼルス・ドジャース』の佐々木朗希選手が、結婚したことを発表。2025年2月22日に自身のInstagramで報告しています。
環境保全に熱心なことで知られているフランス。2025年までにゴミの埋め立て量を半分に減らすことを目標に、画期的な法案を打ち出してきました。
過去に実施された法案はこちら。
賞味期限切れ食品の廃棄を禁止(2016年2月5日〜)
レジ袋の配布を禁止(2016年7月1日〜)
そんな中、2020年からプラスチック製の使い捨て食器が新たに禁止されることになり、世界初の試みとして注目を集めています。
使い捨て食器が無くなるわけではない
カフェやファストフード店で見かける使い捨て食器ですが、ピクニックやホームパーティーの時にもよく使われています。
「禁止されてしまったら、一体何を使えばいいの?」という声も聞こえてきそうですが、今回の法案により使い捨て食器が消えるわけではありません。
現在のプラスチック素材から、堆肥(たいひ)にできる生物由来のものに切り替えようというのです。
フランスでは、毎年47億3千万個のプラスチック製食器のゴミが捨てられていますが、リサイクルされるのはたった1%。
今回の法案は、現状を改善する上で大きな一歩になると期待されており、環境保全に熱心なフランスの前向きな姿勢がうかがわれます。
一部からは批判も…
国を挙げて環境保全に取り組む一方で、今回の法案に疑問を感じる人も多いといいます。
再生利用が可能な素材でつくられた容器はプラスチック製に比べてコストが高く、価格の上昇が低所得者層の暮らしを圧迫するのではと懸念されているのです。
環境問題と暮らしという、2つの課題を抱えるフランスではあるものの、今回の法案が成功すれば世界に大きな影響を与えます。
また、フランスの積極的な取り組みに、私たちも学ぶべき点があります。
普段何気なく使っているものが地球にどのような影響を与えているのか…私たち一人ひとりが自分の生活を見直すことが求められているのではないでしょうか。