見かけた『注意書き』に12万人が笑ったワケ 「ええんやで」「優しい世界」
公開: 更新:


「帰ってきたなあ…」 帰省した住民をホッとさせる街の象徴が?兵庫県姫路市のJR姫路駅前に立つ、『揖保乃糸』のネオン看板が、SNSで「レトロ感たっぷりで好き」「もはや文化遺産レベル」などと話題に。設置から40年以上、地元のシンボルとして輝き続ける背景とデザインの秘密を、兵庫県手延素麺協同組合に取材しました。

八王子駅構内の看板 『八』の字をよく見ると…「すごいセンス!」東京都八王子市にあるJR八王子駅構内に掲示されているユニークな看板。『八』の文字がブーツを履くデザインは、季節やイベントごとに変化し、SNSで反響を呼んでいます。遊び心あふれる企画の背景について、八王子市に取材しました。






イベント会場や施設に行くと、さまざまな注意が書かれた看板を目にしますよね。
ほとんどの場合は、周囲への配慮が欠けた人が行う、迷惑行為を警告するものでしょう。
しかし、中には、読んだ人を温かい気持ちにさせる注意書きもあるようです…。
2025年6月10日、そのような看板を見つけて、Xで公開したのは、@lostpigeonfoundさん。
投稿者さんが、兵庫県神戸市にある、六甲山を登るために六甲ケーブルを利用した時のことです。
六甲ケーブルの入り口には『注意書き』が設置されており、書かれていた内容がこちら!
六甲ケーブルの入り口の頭上には、ツバメが巣を作っているそう。
そのため、フンが落ちてくる危険があることを、ツバメのイラストが「ごめんやで」と謝っている看板が立てられていたのでした!
情報を淡々と伝えられる注意書きよりも、今回の看板のほうが目に入りやすいですし、笑顔になれますね。
投稿者さんは注意書きに対して「ええんやで」とつづっています。
また、「ツバメたちを見守るスタッフの人たちの、温かさとユーモアを感じました」ともコメントしました。
関西ならではの、ユニークな看板には、12万件以上の『いいね』とさまざまな声が寄せられています。
・なんて優しい世界なんだ…。
・「かまへんかまへん、しゃあないわ!」って返事をしたくなる。
・たくさん食べて、元気に巣立ってね~。
投稿者さんのエピソードが注目を集めていることをうけて、六甲ケーブルのオフィシャルアカウントもXで反応。
同年は今までと比べると、ツバメの数が少なくなっているといいます。
続けて、「頭上には十分ご注意の上『ええんやで』のお気持ちを持ってお越しくださいませ」とコメントしました。
ツバメの減少が問題視されている昨今。素敵な看板も相まって、多くの人が、六甲ケーブルの建物に巣を作って暮らすツバメたちの成長を見守っていることでしょう!
[文・構成/grape編集部]