ハンドクリームはNG?水晶とガラス玉の4つの見分け方
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水晶とガラス玉は、見た目がよく似ていて見分けられない場合があります。
水晶とガラス玉を見分ける方法としてハンドクリームが使えるともいわれていますが、実際に活用できるのでしょうか。
本記事では、水晶とガラス玉はハンドクリームで見分けられるのかや水晶とガラス玉の特徴、ハンドクリーム以外を使って見分ける方法を解説します。
水晶とガラス玉の見分け方を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
水晶とガラス玉はハンドクリームで見分けられる?
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ハンドクリームを使って、水晶とガラス玉を見分けるとされる方法がありますが、ハンドクリームで確実に見分けられるわけではありません。
この方法は、水晶とガラス玉それぞれの表面にハンドクリームを塗って滑り具合の違いを確認するものです。水晶はガラス玉に比べて滑りにくく感じる場合があるため、ハンドクリームを塗って滑りにくいほうを水晶と判断します。
ただし、これは個人の感覚に頼る部分が多く、確実な判別方法とはいえません。使うハンドクリームの種類や量、手の状態によっても結果が変わる可能性があるため、あくまで参考程度にとどめておくとよいでしょう。
水晶とガラス玉を見分けたい場合は、以下の4つの方法を試してみてください。
詳しくは後ほど解説します。
水晶とガラス玉の特徴
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水晶とガラス玉をハンドクリームで見分けるのは難しいと解説しましたが、よく似た見た目でも構造や性質には明確な違いがあるようです。
ハンドクリーム以外での見分け方を解説する前に、まずは水晶とガラス玉の違いを知っておきましょう。
水晶
天然の水晶は長い年月をかけて形成される結晶で、主成分が二酸化ケイ素(SiO2)である石英(せきえい)の中でも、無色透明なものを水晶と呼ぶケースが多いです。
水晶には、天然水晶と人工水晶があり、どちらも外見は非常によく似ています。
天然水晶は自然の影響を受けながら形成されるため、微細な傷や不純物が見られることがあるようです。しかし、これは天然石ならではの個性といえます。
人工水晶は、天然水晶と科学的に同じ成分を使って数か月で結晶化させたもので、時計や電子部品などの工業用途やアクセサリーにも広く利用されているものです。
ただし、見た目だけで両者を見分けるのは極めて難しく、専門的な分析がなければ判断できないケースも少なくありません。
ガラス玉
ガラス玉は、水晶とよく似た材料から作られますが、その構造には大きな違いがあります。
水晶が結晶であるのに対し、ガラスは原子の並びがバラバラな非結晶です。このため、ガラス玉は割れやすく、強度も低いという特徴があります。
また、ガラス玉は人工的に短時間で作れて透明で美しく見えるため、水晶と間違われることも少なくありません。
中には、『溶錬水晶』や『練り水晶』といった名前で販売されているガラス製品もあります。水晶と誤認されやすいため注意が必要です。
見た目が似ていても、内部構造が異なるため、性質や価値は大きく異なるということを知っておきましょう。
ハンドクリーム以外で水晶とガラス玉を見分ける方法
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ハンドクリーム以外で水晶とガラス玉を見分ける方法は4つあります。それぞれどのような方法なのか、見ていきましょう。
1.髪の毛の上にのせる
水晶とガラス玉を見分ける方法の1つが、髪の毛を使うやり方です。
白い紙の上に髪の毛を1本置き、その上に水晶をのせて上から見ると、光が屈折して髪の毛が2本に見えます。
これを『ダブリング』と呼び、水晶が光を複数の方向に分けて通す性質を持つため、髪の毛が2本に見えるのです。一方、ガラス玉では光が一方向にしか通らないため、髪の毛は常に1本にしか見えません。
この見え方の違いを利用すると、簡単に判別する手がかりとなります。
ただし、見る角度や光の具合によって結果が変わることもあるため、注意深く観察する必要があるでしょう。
2.氷の上に置く
氷の上に水晶とガラス玉を置くのも、見分ける方法の1つです。
同じくらいの大きさの水晶とガラス玉を氷の上に置いた時、水晶のほうが氷を早く溶かす傾向があります。これは、水晶のほうが熱伝導率が高く、温度をすばやく氷へ伝えるためです。
この違いを比べることで、水晶かガラス玉かの判別材料になります。
ただし、室温や氷の厚みによって結果に差が出る場合があるため、補助的な方法として使うのがおすすめです。
また、水晶とガラス玉の両方がないと比較できないので、気軽にできる方法とはいい難いでしょう。
3.偏光板ではさむ
偏光板ではさむのも、水晶とガラス玉を見分ける方法です。
偏光板とは、特定の方向の光だけを通す特殊な板で、サングラスのレンズなどにも使われています。
見分けたい時は、2枚の偏光板の間に水晶かガラス玉を挟み、上から偏光板を回しながら水晶とガラス玉の中を観察しましょう。
水晶は結晶構造を持つため、回していると虹色の輪のような模様や明暗の変化が見られます。これは光が複数の方向に屈折して通る『複屈折』という性質によるものです。
一方、ガラス玉にはこの性質がないため模様は現れず、常に同じように見えます。
この方法はやや手間がかかりますが、比較的はっきりと違いが出やすく、信頼性のある見分け方の1つといえるでしょう。
4.触った時の温度を確認する
触った時の温度の違いにも注目すると、水晶とガラス玉を見分けられる場合があります。
水晶は熱をすばやく逃がす性質を持っているため、手で触れるとひんやりと感じることが多いようです。反対に、ガラス玉は熱がこもりやすく、最初から温かく感じたり、すぐに温まったりします。
同じ環境下で比べてみると、水晶のほうが冷たく感じられるでしょう。
ただし、周囲の温度や手の状態によって感じ方に差が出ることもあるため、あくまで目安の1つとして取り入れることをおすすめします。
水晶とガラス玉をハンドクリームで見分けるのは難しい
水晶とガラス玉は見た目がよく似ていますが、性質や構造には違いがあるようです。
ハンドクリームを使って滑り具合の差を確認する方法もありますが、これは個人の感覚に左右されやすく、正確な見分けには向いていません。
そのため、髪の毛を使ったり、氷の上に置いたりするなどの別の方法で見分けることをおすすめします。
これらの方法をいくつか試してみることで、水晶とガラス玉を自分で見分けられるようになるでしょう。
[文・構成/grape編集部]