飢えに苦しむ鳥のために立ち上がったのは、ピザ屋さん！？　その方法とは…

もちもちして美味しいけれど、中には「お腹いっぱいだから」と残されてしまうこともあるピザの耳。

そんなせつない状況を逆手に取った取り組みを、ロシアのピザ屋さんが開始し、注目を集めています。

正反対の状況にいる、人間と鳥

真冬のロシアは外に出るのもつらいほどですが、電話一本で熱々のピザにありつけます。一方で、鳥たちにとっては危険な季節。まともな餌にありつけず、命を落としてしまう鳥もいるのです。

この正反対な２つの状況に着目したのが、ロシアのドミノ・ピザ。残されたピザの耳を、飢えに苦しむ鳥たちの餌にしようと考えついたのです。

そこで活躍するのが、なんとピザの空き箱！

組み立てられるピザの空き箱

箱にはあらかじめ切り込みがいれられており、食べ終わった後に組み立てることで、鳥の餌入れとして再利用できるようになっています。

組み立ては空き箱に、残ったピザを入れて木の枝に吊るすだけ。子どもで作れる簡単な仕組みです。

本当は残さず食べ方がよいのですが、無駄にせず、鳥たちの命も救うこの取り組みは、これからもずっと続いて欲しいですよね。