lifestyle

きのこのゆで時間は何分?種類別のゆで時間と栄養を残す調理のポイントを解説

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

きのこのゆで時間は何分?種類別のゆで時間と栄養を残す調理のポイントを解説

※写真はイメージ

お味噌汁や和え物など、何かと出番の多いきのこ。

調理をしながら「これって、どのくらいゆでるのが正解なんだろう」と、ふと手が止まってしまった経験はありませんか。

シメジやマイタケ、エノキなど身近なきのこは、ゆで方1つで味わいや食感が変わるといいます。

本記事では、きのこの種類ごとのゆで時間とゆで方、鍋やみそ汁に使う時のポイント、さらに栄養を逃さない調理法をまとめました。

きのこのゆで時間が知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

きのこのゆで時間はどのくらい?

きのこのゆで時間はどのくらい?

※写真はイメージ

きのこはさまざまな種類がありますが、それぞれゆで時間が異なるのか気になる人もいるでしょう。

『シメジ』『マイタケ』『エノキ』『ナメコ』のゆで時間を、以下にまとめました。

  • シメジ:1~2分程度
  • マイタケ:1~2分程度
  • エノキ:1分程度
  • ナメコ:1分程度

種類ごとにゆで時間を調整することが、きのこをおいしく食べるポイントです。

また、サラダやナムル、和え物、炒め物など調理方法によっても、好みのゆで時間を見つけて調整してみましょう。

きのこを電子レンジで加熱する場合の目安時間

きのこを電子レンジで加熱する場合の目安時間

※写真はイメージ

鍋でゆでるのは手間がかかるため、「もっと手軽に火を通す方法はないのか」と考える人もいますよね。

実は、きのこは鍋でゆでるだけでなくレンジで加熱する方法もあります。レンジを使用した場合の加熱時間の目安は、以下の通りです。

  • シメジ:2~3分程度
  • マイタケ:2分程度
  • エノキ:2分程度
  • ナメコ:2分程度

上記は600Wで加熱した時の時間であくまで目安のため、きのこの量やレンジの出力で変わる可能性があります。

レンジで加熱する際は、様子を見ながら時間を調整しましょう。

きのこのゆで方

きのこのゆで方

※写真はイメージ

「ゆで時間は分かったけれど、ゆで方を知らない」という人もいるかもしれません。

そんな人のために、ここではきのこをおいしく食べるためのゆで方を解説します。

『シメジ』『マイタケ』『エノキ』のゆで方は、ほぼ共通していて以下の通りです。

  1. 石づきを切り落とす。
  2. 食べやすい大きさに小房に分ける。
  3. 沸騰した湯に入れる。
  4. それぞれに適した時間でゆでる。
  5. ざるに上げ水気をしっかり切り、粗熱をとる。

マイタケをゆでると煮汁が黒くなりますが、これはポリフェノールが溶け出したためで問題はないとされています。むしろ旨みや栄養が含まれるため、味噌汁や煮物に生かすのがおすすめです。

ぜひこのゆで方を試して、きのこをおいしく食べてみてください。

なお、石づきについて、どの部分まで切り落としたらよいのか分からない人は、こちらの記事も見てみてくださいね。

きのこを鍋や味噌汁に使う時は水からゆでたほうがよい

きのこを鍋や味噌汁に使う時は水からゆでたほうがよい

※写真はイメージ

きのこを鍋や味噌汁に入れる時は、沸騰してからきのこを入れるのではなく水の状態から入れましょう。

理由は、きのこの旨み成分は60〜70℃前後でもっとも強く引き出されるといわれるためです。

水からゆっくりとゆでることで、旨み成分がじわじわ溶け出し、だしを加えなくても風味豊かな仕上がりになります。

鍋や味噌汁、スープなどにきのこを使う際は、ぜひ試してみてください。

マイタケを味噌汁に入れるタイミングや作り方は、以下の記事で詳しく解説しています。

きのこの栄養を逃さないためのポイント

きのこは栄養価が高く、日常の食事に取り入れやすい食材ですが、調理の仕方によってはせっかくの栄養素を逃してしまうこともあるようです。

ここでは、きのこの栄養を逃さないためのポイントをまとめました。

水で洗わない

水で洗わない

※写真はイメージ

きのこは基本的に、水洗いの必要はないといわれています。

水にさらすと食感が落ちるだけでなく、栄養素が流れ出てしまう恐れがあるのだとか。

市販されている多くのきのこは清潔に栽培されているため、汚れが気になる場合は湿らせたペーパーで拭き取る程度で十分のようです。

ただし、ナメコは粘りの中にゴミや汚れがついている可能性があるため、さっと水洗いしましょう。

煮汁は捨てない

煮汁は捨てない

※写真はイメージ

きのこをゆでたり煮込んだりすると、水に溶けやすい栄養素が煮汁に移ります。

栄養を余さず摂取するためには、煮汁ごと食べられるスープやあんかけ、味噌汁、鍋料理にするのがおすすめです。

ゆでる前に天日干しする

ゆでる前に天日干しする

※写真はイメージ

きのこは、日光に当てることでビタミンDの量が増えるとされています。

これは、きのこに含まれる成分が紫外線によってビタミンDに変化するためのようです。

干す際は、傘の裏側を日に当てるようにするとよいでしょう。天日干しにすることで、効率的に栄養価が高まり、うま味も凝縮されるといわれています。

ゆでた後は油と一緒に調理する

ゆでた後は油と一緒に調理する

※写真はイメージ

きのこに含まれるビタミンDは脂溶性のため、ゆでた後は油と一緒に摂ると吸収率が上がるようです。

炒め物や揚げ物はもちろん、肉や魚と合わせて調理するのもよいでしょう。

油を使った料理できのこを食べることで、効率的に栄養を取れるかもしれません。

ゆでたきのこの保存方法

ゆでたきのこの保存方法

※写真はイメージ

ゆでたきのこを保存する時は、粗熱をとり、キッチンペーパーで余分な水気を拭きとりましょう。

その後、清潔な保存袋や密閉容器に入れ、できるだけ空気を抜いて平らにしておきます。水分が残ると傷みやすく、解凍後に食感が損なわれる原因になるようです。

この下処理をしたうえで、数日以内に使う場合は冷蔵庫に、長期間保存したい場合は冷凍庫に入れるとよいでしょう。

きのこのゆで時間は種類によって異なる

きのこは種類ごとに適したゆで時間が異なります。それぞれのきのこに合ったゆで時間を守ることで、風味や食感を損なわずにおいしく食べられるでしょう。

鍋や味噌汁に使う際には、水から加熱することで旨み成分を最大限に引き出せるのもポイントです。

食感も風味も豊かなきのこの魅力を最大限に引き出して、日々の食卓を彩りましょう。


[文・構成/grape編集部]

きのこの石づきはどこまで?軸との違いや種類別の特徴、活用法を解説

きのこの石づきはどこまで?軸との違いや種類別の特徴、活用法を解説本記事では、きのこの石づきの場所や種類別の特徴を解説します。また、石づきの処理方法やカビのようなものの正体、石づきと間違えやすい箇所についても詳しく説明。石づきがどの部分なのかを正しく知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

『やみつき!無限まいたけ』を作る写真(撮影:エニママ)

マイタケとツナ缶を混ぜて…? 味付けに「箸が止まらん」【レンチンレシピ】献立がなかなか決まらない時に、サッと作れる副菜レシピを知っておくと便利ですよね。 この記事では、もう一品欲しい時にぴったりな、味の素株式会社の『やみつき!無限まいたけ』を紹介します。 「おいしくてずっと食べてしまう」と話...

Share Post LINE はてな コメント

page
top