「この国は、女性にとって発展途上国だ」POLAのCMに議論が白熱する
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

「なんとなく恥ずかしい」 女性が抱えるココロとカラダの悩みに専門医は…女性の多くが抱えているのに、他人にはちょっと話しづらい、心と身体の問題やリアルな悩みについて、さまざまなセッションが行われました。女性の健康推進の必要性と課題について考える、ウィメンズ・ヘルス・アクション実行委員会主催のイベント『わたしたちのヘルシー 〜⼼とからだの話をはじめよう in Mar.2025』が、2025年3月7日15時より順次配信。
「この国は、女性にとって発展途上国だ」
ドキッとするナレーションで始まる、POLA(ポーラ)のCMがネット上で大きな話題になりました。
CMに登場する女性たちは、皆暗い表情。ソウルフルなBGMとのギャップ、そして刺さるキャッチコピー。
このCMを観て、人々の間にさまざまな思いが生まれたようです。
「すごく良い」と「発展途上国だなんて、何を言っているんだ?」
このCMが話題になった理由は、賛否両論大きく分かれているからです。
コピー機の前で複雑な表情をする女性。会議の後のコーヒーを片付ける女性。お腹を撫でてため息をつく、妊娠中の女性。
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働く女性の「暗い」面を切り取った場面が続きます。
ポジティブな意見
「ハッとした」「とても良い」という声が多く見受けられました。そしてこのCMは、POLAの求人が目的にも関わらず「商品を買いたい」という声までも聞かれました。
批判の声も少なくはなかった
Twitterだけを見ると、CMを賞賛する声が多いように感じられます。ですが、YouTubeのコメント欄などには辛辣な意見も多くありました。
確かに「この国は」という主語は幅が広く、「途上国」という言葉は影響力が大きすぎるという見方もできます。
攻めているコピーを案ずる声も
このCMに賛否両論が上がることは、制作側にも放送前から覚悟があったのでは…と推察できます。
クレームが殺到し、差し替えられてしまうことを案ずる声もありました。
批判の声も多くありましたが、作品としてのクオリティはかなり高いという評価だったのではないでしょうか。
働く女性たちが抱えていた思いを、鋭く刺したCMであることには違いありません。