客によって値段が違うカフェ マナーを劇的に向上させた「罰金サービス」とは?
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「水筒に入れると危険」 注意喚起に「知らずに続けてた」「体に悪いなんて」職場や学校に、毎日『水筒』を持ち運ぶ人は多いでしょう。実は、金属製の水筒には、入れてはいけない飲み物がいくつかあるため注意が必要です。本記事では、保険医療局が注意喚起する『水筒にまつわるNG行動』を紹介します。

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スペインのとあるカフェが始めた「お客のマナーを問う」というシステムが話題になっています。
マナーが悪いとコーヒーの価格が上昇
スペインのカタルーニャ州にある「Blau Grifeu in Llanca」というカフェ。
ここでは、例えお客さんであっても、無礼が許される「神様」ではありません。
基本的なマナーを疎かにして注文をすると罰金を課せられます。
「コーヒー1つください」
「コーヒー1つお願いします」
※写真はイメージです
こんな風に、丁寧に注文すればコーヒーの価格は1.3ユーロ(約150円)です。
ところが、横柄なオーダーをするお客さんはコーヒーを1.3ユーロで飲むことはできません。
「コーヒーだっ! 早くしろ!」
言葉遣いや態度によっても異なりますが、マナーが悪いお客さんの場合はコーヒーの価格が3ユーロ、5ユーロと加速度的に上がっていきます。
導入してみたらお客さんの態度に変化が…
この罰金システムを導入したのはカフェのオーナー、マリセーユ・ヴァレンシアさん。
「人間関係に大切な思いやりや丁寧さを多くの人に思い出してもらいたくて」
「朝は急いでいるのか、横柄な態度で注文をする人が多くいました。でも、このシステムを導入してから皆、丁寧に注文するようになりましたよ(笑)」
もちろん、お客さんに「マナーを問う」ということは、それ以上にカフェの接客も「丁寧でなければならない」とヴァレンシアさんは言います。
基本的な挨拶や、相手に敬意を持って接するなど、当たり前のことを当たり前にやる
中には「このシステム自体に問題がある」と指摘するお客さんもいるようです。
しかし、日常の忙しさにかまけて、つい忘れがちな「マナーの大切さを思い出させてくれる」と考えれば、とても良いサービスなのかもしれませんね。