公園に猛毒キノコが発生!子どもに絶対触らせないで!【カエンタケ】
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2016年9月1日に放送されたミヤギテレビの「OH!バンデス」にて、宮城県内の公園で猛毒を持つキノコ『カエンタケ』が発見されたと放送されました。
近年では奈良県など、関西地方で大量発生し、危険だと判断した識者が広く注意を促す事態になりました。
初夏から秋にかけて発生する、猛毒を持つカエンタケについてご紹介します。子どもたちがむやみに触らないよう、ぜひ教えてあげてください。
触るだけで肌がただれる
カエンダケは、炎のような形をしたキノコで、初夏から秋にかけ、立ち枯れた木の根際や地中に埋もれた倒木から発生します。他にも公園のベンチの下やハイキングコースなどにも発生することがあるそうです。
食用キノコのベニナギナタタケと外見が似ていますが、食用すれば命にかかわり、致死量はわずか3グラム。子どもが誤って、少し口に入れただけでも危険です。
腹痛、下痢、嘔吐などの症状がみられ、その後、呼吸困難、手足のしびれ、肝不全、腎不全など様々な症状があらわれます。
日本でも2件の死亡例があり、助かったとしても小脳の委縮、言語障害などの後遺症が残ることも。
また、素手で触るだけで、皮膚がただれることもあり、触った手で目をこすったりすれば失明する可能性も考えられます。
カエンタケに興味を持たなくとも、子どもにとって魅力的な虫が一緒にいた場合、触ってしまうことがあるかもしれません。しっかりと危険性を教えてあげてください。
もしカエンタケを見つけた場合は、市や保健所に連絡すると良いようです。誤って口に入れてしまった場合は、吐き出し早急に病院へ。
秋の行楽シーズンが訪れ、家族で出かけることも増えてくる季節。キノコに関しては、専門家でも見間違うことがありますので、素人がむやみに触ったり、食べたりするようなことは絶対に避けましょう。