ラップとビニール手袋を常備して! 災害時に役立つ『あの対策』に「知らなかった!」 By - grape編集部 公開:2023-06-08 更新:2023-06-08 注意喚起災害災害対策 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 梅雨前線の活動が活発になったことで、広い範囲で災害級の大雨に見舞われた2023年6月。 災害時の備えについて、今一度見直そうと考える人も多いでしょう。 自然災害が発生した場合、食中毒にも注意が必要なことをご存じですか。 「災害時も食中毒への備えを!」内閣府が呼びかけ 内閣府の食品安全委員会によると、災害が発生しライフラインが寸断することで、食品の低温管理や、衛生的な水の確保が難しくなり、食中毒が発生しやすくなるとのこと。 災害時の食中毒対策として、細菌を『つけない』『ふやさない』『やっつける』の3段階で紹介しています。 1.細菌を『つけない』 食中毒は、細菌やウイルスが付着した食べ物を口にすることで、下痢や腹痛などの症状を引き起こす病気です。 ウイルスを付着させないために、調理や食事の前には、なるべく手を洗うようにしましょう。 もし水が十分に確保できず、手を洗うことが難しい場合には、ウエットティッシュやおしぼりで汚れを落としたり、アルコール消毒を行ったりしてください。 食品を直接手で触らないよう、ラップやビニール手袋などを準備しておくことも効果的だといいます。 ※写真はイメージ 2.細菌を『ふやさない』 停電などにより運転が止まった冷蔵庫の中の食品は、細菌が繁殖している可能性があるため、なるべく食べないでください。 炊き出しの食事なども、長時間常温に置かれると細菌が繁殖する可能性があるため、早めに食べましょう。 常温で保存可能な食品と水をストックローテーションしておくと安心です。 3.細菌を『やっつける』 細菌やウイルス、寄生虫は、加熱によって死滅するといわれています。 生鮮食品、特に生の肉類などは、十分な加熱が必要です。 また、くみ置きをして古くなった水や、未殺菌の井戸水を飲む場合には煮沸しましょう。 災害時には、まず身の安全の確保が最優先になります。 しかし、せっかく安全に避難することができても、食中毒に感染してしまえば、命に関わる事態になりかねません。 災害時の食中毒対策についてもよく確認し、万一の場合に備えましょう。 [文・構成/grape編集部] 出典 内閣府 食品安全委員会 Share Post LINE はてな コメント
梅雨前線の活動が活発になったことで、広い範囲で災害級の大雨に見舞われた2023年6月。
災害時の備えについて、今一度見直そうと考える人も多いでしょう。
自然災害が発生した場合、食中毒にも注意が必要なことをご存じですか。
「災害時も食中毒への備えを!」内閣府が呼びかけ
内閣府の食品安全委員会によると、災害が発生しライフラインが寸断することで、食品の低温管理や、衛生的な水の確保が難しくなり、食中毒が発生しやすくなるとのこと。
災害時の食中毒対策として、細菌を『つけない』『ふやさない』『やっつける』の3段階で紹介しています。
1.細菌を『つけない』
食中毒は、細菌やウイルスが付着した食べ物を口にすることで、下痢や腹痛などの症状を引き起こす病気です。
ウイルスを付着させないために、調理や食事の前には、なるべく手を洗うようにしましょう。
もし水が十分に確保できず、手を洗うことが難しい場合には、ウエットティッシュやおしぼりで汚れを落としたり、アルコール消毒を行ったりしてください。
食品を直接手で触らないよう、ラップやビニール手袋などを準備しておくことも効果的だといいます。
※写真はイメージ
2.細菌を『ふやさない』
停電などにより運転が止まった冷蔵庫の中の食品は、細菌が繁殖している可能性があるため、なるべく食べないでください。
炊き出しの食事なども、長時間常温に置かれると細菌が繁殖する可能性があるため、早めに食べましょう。
常温で保存可能な食品と水をストックローテーションしておくと安心です。
3.細菌を『やっつける』
細菌やウイルス、寄生虫は、加熱によって死滅するといわれています。
生鮮食品、特に生の肉類などは、十分な加熱が必要です。
また、くみ置きをして古くなった水や、未殺菌の井戸水を飲む場合には煮沸しましょう。
災害時には、まず身の安全の確保が最優先になります。
しかし、せっかく安全に避難することができても、食中毒に感染してしまえば、命に関わる事態になりかねません。
災害時の食中毒対策についてもよく確認し、万一の場合に備えましょう。
[文・構成/grape編集部]