「医者がサボってんじゃねーよ」→寝落ちもするわ! 36時間シフトなどの激務に同情の声も…
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出典:@EcuadorTV

『週休3日制』になったら何が変わる? 5つの職種で想像できる未来とは2025年4月から新たに、国家公務員や東京都の職員に導入されることが決まっている『週休3日制』。東京都内で働く20代の男女5人に、週休3日制で働くことになった場合を思い浮かべてもらい、意見を聞いてみました。

かかりつけ医だと思っていたのに… 患者と医師のすれ違いに、共感の声が続出ある日、診察のために病院に訪れた、@Mont_Blanc328さん。その場で判断しかねる症状があったようで、医師に「かかりつけ医に相談してみてください」といわれたそうですが…。
メキシコ在住のブロガーが、ある日「職場で疲れ切って寝ている研修医」の写真と共に、こんな文章を公開しました。
「医者が激務だということは分かっているが、きちんと職務を果たしてもらいたいものだ」
「医者を必要としている患者はたくさんいるのだから」
※現在、写真・文章ともに非公開
「午前3時」という注釈が付けられた投稿。ブロガーとしては「医者は裕福なのだから研修医が激務をこなすのは当然」という意図があったようです。
しかし、「研修医の36時間シフト」なども存在するメキシコでは、この考えは受け入れてもらえなかったようです…
「医者の激務の実態、ホントに分かってる?」
このブログの存在を知ったメキシコ人医師のカルロスさんは、こんなハッシュタグを作り、Twitterに投稿しました。
#YoTambienMeDormi(私も寝落ちした)
そして、医師が置かれている現状をこうツイートしました。
「私も通常シフトの間に、2・3人、いや4人の患者の手術を執刀して、終わった瞬間、寝落ちしたことがあるよ」
この投稿は多くの共感を呼びます。「私も寝落ちしたことあるよ」という医師たちが写真と共に、医師の厳しい現状を公にしたのです。
また、こういったツイートに対し、医師以外の人からもさまざまな意見が寄せられました。
36時間、不眠不休で患者のケアをする若き医師たち。週に80時間以上も働くことだってザラにあると言います(1週間は168時間)。
そんな疲れ切った状況でも、万が一ミスがあれば、それが命を危険にさらすことになるだけに決して気を緩めることはできません。
「どんなに劣悪な環境下にあっても、『患者の命を救う』という使命を忘れたことはない」
そうコメントする医師たちの投稿を見ていると、彼らのプライドを感じます。
もちろん、中には怠惰な医師もいるでしょう。「病院内で写真を撮ること自体が問題だ」という指摘もありました。
しかし、激務を言い訳にせず、高い志を持って、患者と真摯に向き合っている医師も大勢いるはず。そんな彼らを「疲れ切って寝落ちしてしまった瞬間だけを切り取った写真」で批判することなどできるのでしょうか。