ベテラン看護師と新人研修医 初対面だと思ったら…奇跡の再会に感動
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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アメリカ・カリフォルニア州にあるスタンフォード大学ルシール・パッカード小児病院。ここのNICU(集中治療室)で看護師をしているヴィルマ・ウォンさんは勤続30年のベテランです。
2018年8月、彼女の職場に新しく配属された新人研修医がやってきます。名前はブランドン・セミナトーレさん。スタンフォード大学で小児神経学を学んでいる彼は、28年前にこの病院で生まれました。
彼は母親が妊娠29週で誕生し、1か月以上にわたって集中治療室で治療を受けたそうです。
ブランドンさんに会った時、ヴィルマさんは彼の苗字に聞き覚えがあったのだそう。そこで彼女はブランドンさんに出身地や父親の職業を尋ねます。
そして彼がカリフォルニア州サンノゼ出身であること、また父親が警察官であることを知り、彼女はあることを確信します。
早産で産まれたブランドンさんが集中治療室に入っている間、献身的に彼の世話をしたのがヴィルマさんだったのです。
スタンフォード大学ルシール・パッカード小児病院のブログによると、実はブランドンさんもヴィルマさんの名前を覚えていたのだそう。
彼がこの病院の研修医になった時、母親が「ヴィルマさんを探してちょうだい」と頼んできたのだとか。しかし彼は「きっとヴィルマさんはもう退職しているだろうな」と思い込み、あえて探してはいなかったということです。
それだけに、彼がヴィルマさんと出会えた瞬間は現実とは思えないほど感動的だったといいます。
自分が世話をした赤ちゃんが立派に成長し、小児科医となった姿を見て、ヴィルマさんは言葉にできないくらい喜びを感じたとのことです。
またブランドンさんも、自分の名前をヴィルマさんが覚えていてくれたことにとても感動したそう。
約30年の月日を経て再会した2人。もしヴィルマさんがブランドンさんの苗字を覚えていなかったら、お互い気付かずにいたかもしれません。そう思うと本当に奇跡的な出来事ですね。
早産で誕生してから立派な青年に成長したブランドンさん。彼が子どもたちを救うため医師となり、かつて自分がいた病院に帰ってきた姿に、ヴィルマさんだけでなくきっと多くの人たちが感動していることでしょう。
[文・構成/grape編集部]