天皇陛下、タヌキに関する論文を掲載 82歳にして衰えぬ探究心に頭が下がる思い
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提供:産経新聞社

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- 出典
- 宮内庁
2016年10月6日、天皇陛下が皇居のタヌキの生態について共同研究された論文『皇居におけるタヌキの果実採食の長期変動』が『国立科学博物館研究報告』に掲載されたことを宮内庁が発表しました。
天皇陛下といえばハゼを始めとした魚類の研究で知られていますが、皇居に住むタヌキに関して共同研究もされており、平成20年にも『皇居におけるタヌキの食性とその季節変動』を共同でご執筆されています。
今回の論文は、国立科学博物館の研究員3名との共著となっています。
陛下は2009年1月から13年12月にかけてタヌキのトイレである皇居内の『ためふん場』を調査。ほぼ毎週タヌキのふんを採取し、顕微鏡で観察。季節によって移り変わる食べ物の変化を明らかにしました。
日本魚類学会の会員でもある陛下は、これまで30以上の論文を公表してきました。
宮内庁 天皇陛下のご論文一覧
82歳にして、衰えぬ探究心。頭が下がる思いです。