天皇陛下のスピーチ中に起こった『アクシデント』 両陛下のお姿にネットから反響
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2019年2月24日、今上天皇の在位30年を記念して、天皇陛下御在位三十年記念式典が東京の国立劇場で開催されました。
産経ニュースによると、式典では沖縄県でのハンセン病療養所訪問をきっかけに天皇陛下が作詞され、皇后陛下が作曲された歌を、歌手の三浦大知さんが独唱。
沖縄県出身の三浦さんによる『歌声の響』独唱は、美しい歌詞とメロディ、伸びやかな歌声で多くの人の胸を打ちました。
スピーチ中に起こったアクシデントでの、両陛下のお姿に反響
同式典で、天皇陛下はこれまでの歩みを振り返り、お言葉を述べられました。
天皇陛下「政府、並びに国の内外から寄せられた…ん?」
原稿を読み上げる最中、何かにお気付きになられた天皇陛下。
すると、隣におられた皇后陛下は素早くお近付きになり、両陛下は小声でこのような会話をされました。
天皇陛下「どうして?あ、そっか…」
皇后陛下「違いますね…」
天皇陛下「あ、これだ。どうもすみません」
どうやら、原稿の順番が間違っておられたようです。再びスピーチを開始された陛下の隣で、皇后陛下は原稿の順番を直されました。
その後、皇后陛下は穏やかな表情で、スピーチをする天皇陛下を見つめておられました。
スピーチ中のアクシデントを対処した両陛下のお姿に、ネット上では多くの人が心打たれたようです。
・いつもと違う少しくだけた口調に和んだ。これまでのご関係が伝わる、素敵な一場面でしたね。
・すぐお気付きになられたということは、皇后陛下もスピーチの内容を何度も聞いていたのでしょうね。
・失礼を承知で申し上げますが、両陛下がとてもお可愛らしい…。
・胸が熱くなりました。自分も、こういった支え合える夫婦になりたい。
・まさに、二人三脚の平成だったんだなぁ…。
夫婦とは、共に支え合って人生を歩んでいくもの。両陛下から、夫婦のあるべき姿を感じた人が多いのではないでしょうか。
2018年12月23日に85歳の誕生日を迎えられた天皇陛下。2019年4月30日に生前退位され、皇太子さまが新天皇に即位されます。
式典で、天皇陛下は「天皇としてのこれまでの務めを、人々の助けを得て行うことができたことは幸せなことでした」とお気持ちを述べました。
退位後も、きっと両陛下は変わらぬ穏やかな表情で国を見守り続けてくださることでしょう。
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