知ってた? 戦後の日本では米国の水陸両用戦車を改造して、バスとして使っていました!
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「猫を作ります」 完成した木彫り作品に「いや、天才すぎる」「普通に涙が出た」「完成しました」というコメントを添えて、Xに木彫りの作品を公開したのは、鑄(@CopperAndHammer)さん。 動物をモチーフにした数多くの作品を制作しており、たびたび話題になっていました。

3つ子とともに写るのは… 1枚に「吹いた」「見事なドヤ顔」写真には、三つ子とともに、大切な家族が一緒に写っていました。
もしも、毎日乗っているバスが戦車を改造したものだったら、驚きますよね。
ところが昭和20年代の日本では、そんな驚くべきバスが実際に街を走っていたのです!
そのバスがこちら。もともとは太平洋戦争や朝鮮戦争で使われたアメリカ軍の水陸両用戦車『DUKW』だったそうですが、見た目はごく普通のバス。戦車のおもかげはまったくありません。
戦後間もない1948年、400台のDUKWがアメリカ軍から日本の企業に払い下げられてバスに改造され、日本各地で庶民の足として利用されていたそうです。
1948年の映像では、実際に『DUKW』を改造する工場の様子も紹介されています。
車内の様子もチラッと写っていますが、広々としていて、なかなか快適そうです。乗っている人たちは、このバスが元戦車だということを知っていたのでしょうか?
この元戦車のバス、その後、1950年代まで活躍していたそうです。
戦後の物のない時代を、知恵と技術で生き抜いてきた日本人のたくましさを実感するエピソードですね。