知ってた? 戦後の日本では米国の水陸両用戦車を改造して、バスとして使っていました!
公開: 更新:
道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
もしも、毎日乗っているバスが戦車を改造したものだったら、驚きますよね。
ところが昭和20年代の日本では、そんな驚くべきバスが実際に街を走っていたのです!
そのバスがこちら。もともとは太平洋戦争や朝鮮戦争で使われたアメリカ軍の水陸両用戦車『DUKW』だったそうですが、見た目はごく普通のバス。戦車のおもかげはまったくありません。
戦後間もない1948年、400台のDUKWがアメリカ軍から日本の企業に払い下げられてバスに改造され、日本各地で庶民の足として利用されていたそうです。
1948年の映像では、実際に『DUKW』を改造する工場の様子も紹介されています。
車内の様子もチラッと写っていますが、広々としていて、なかなか快適そうです。乗っている人たちは、このバスが元戦車だということを知っていたのでしょうか?
この元戦車のバス、その後、1950年代まで活躍していたそうです。
戦後の物のない時代を、知恵と技術で生き抜いてきた日本人のたくましさを実感するエピソードですね。