85歳、脅威のランナー フルマラソンを完走するだけでなく4時間を切ってゴール!
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2016年10月にトロントで行われたフルマラソンで、85歳のエド・ウィットロックさんが3時間56分33秒で完走、85歳以上のフルマラソン世界新記録を更新しました。
若い選手でもフルマラソンを4時間を切るタイムで完走するのは、容易なことではありません。85歳という彼の年齢を考えると、フルマラソンを完走すること自体が超人的です!
しかし、エドさんはこの記録には満足していない様子。
インタビューに対し「このレースでは3時間50分前後を目標タイムにしていたんだ。後半は思うように体が動かなかったし、今回のパフォーマンスには自分では満足していないよ」と語りました。
実はエドさん、73歳のときには、なんと2時間54分という驚異的なタイムを記録、70歳代のフルマラソン世界記録を更新した「マラソン界のレジェンド」と呼ばれる人物。
エドさんは10代のころにマラソンを始めたものの、21歳以降はマラソンから遠ざかっており、再開したのは40歳を過ぎてから。以来、地道な練習を続け、数々の成績を残してきました。
彼の走りを支えるのは、こだわりのシューズ。「最近のランニングシューズは好みじゃないんだ」というエドさん。なんと20年以上、このお気に入りのモデルのシューズを愛用しているのだそうです。
走るモチベーションを維持するためにエドさんが心がけているのは、自分の年齢層に応じて記録目標を設定すること。目標があるからこそ、頑張って走り続けることができるそうです。
「次のレースについては、まだ決めていない」と語るエドさん。
「どのレースが人生最後のレースになるかは、わからない。でも、私は可能な限り長く走り続けるつもりだ」。
常に向上心を失わず、自分との戦いに挑み続けるエドさん、これからも素晴らしい走りを見せてください!
ゴールをした瞬間のエドさんのインタビュー