不謹慎?地震発生で『ポケモンGO』東北でのイベント休止「良い判断だ」の声
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客に在庫の有無を聞かれた店員 ドラマチックな展開に「オレも仕事で使おうかな」SNS上で創作漫画を公開している、かめの まくら(@mkr0089)さん。2025年2月16日、客と店員のやり取りを描いた漫画をXに公開しました。女性客が男性の店員に、ある商品の在庫の有無について尋ねると…。
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きびだんごを使い切った桃太郎 そこに1匹のオオカミが…「人生ってだいたいこう」「笑った」幼い子供に読み聞かせる作品の定番ともいえる、昔話の『桃太郎』。犬、サル、キジを従えて、主人公の桃太郎が鬼ヶ島へ鬼退治に行くというストーリー展開は、あまりにも有名ですよね。もしほかの動物が家来になっていたら、鬼との戦いの行方はどうなったのだろう…なんて想像をしたことはありませんか。
岩手県・宮城県・福島県で、東北の復興支援を目的とした『ポケモンGO』のイベントが開催されていました。
その内容は、三県の沿岸部で珍しいポケモン『ラプラス』が出現しやすくなる、というもの。
イベント開催の成果は、大盛況! 開催期間中、レアなポケモンを目当てに多くの観光客が東北を訪れました。
開催最終日の2016年11月23日は祝日ということもあって、さらに多くの人が東北を訪れることが予想されていました。
しかし、11月22日午前5時59分ごろ、福島県沖でM7.4の大きな地震が発生。地震の影響による津波も発生しました。
これを受けて、ポケモンGOの運営はラプラス発生のイベントを急きょ停止。その旨Twitterで告知しました。ツイートが投稿されたのは午前6時27分。早朝にも関わらず、迅速な対応でした。
ところが、このツイートには批難の声が寄せられたのです。それは、こういった内容でした。
もしイベントを中止せずにいたら、ポケモンを求めて無理をするユーザーが出てくるかもしれません。高台にポケモンを発生させたら、非常時にさらなる混乱を巻き起こすことになったでしょう。
イベントを休止することと、それをTwitterで告知すること。運営のその判断は適切だった、と感じた人が大多数であったようです。
気象庁からは、今後一週間は最大震度5弱程度、津波を伴う地震が起こるおそれがあると発表されています。最終的に、運営は22日をもってイベントを終了する判断を行いました。
23日に東北を訪ねようか、迷っていたユーザーもいたようです。中止というユーザーにとってはさみしい判断でしたが、その判断が早めにされたことに感謝する声も聞かれました。
ポケモンGOを運営するナイアンティック社は復興支援に前向きな企業。東北に続き熊本の支援も期待されていました。一部批判的な意見も上がりましたが、今後もユーザーや地域に対しての配慮がなされた運営を続けてくれるはずです。