夜の灯りに浮かび上がる見事なアート 何で出来ているかわかりますか?
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目隠しをした画家、口に筆をくわえると…? その後の展開に「ダヴィンチでも勝てない」この記事では、口でまさかの絵を描いてしまう画家を紹介しています。

「新たな表現を開拓していきたい」水彩画を始めて5年… 成長に称賛の声イラストレーターのこまちみゆた(@miyutaeokiba)さんは、2枚の水彩画をXに投稿。 5年間の努力が垣間見える投稿に、9万人以上が『いいね』を送っています。
grape [グレイプ] trend
スクリーンにいっぱいに描かれた美しいアート。水面の輝き、いかだに乗る少年の表情まで見事に表現されています。
実はこれ、私たちにも身近な梱包用のビニールテープだけで描かれた『Tape art』なのです!
作者はオランダを拠点に活動するアーティストのMax Zornさん。真っ白なスクリーンに下書きもせず、直接テープを貼っていきます。
出典:YouTube
使う道具は医療用のメスのみ。テープを切っては貼り、切っては貼りを繰り返していくと…、いつの間にかスクリーンに素晴らしいTape Artが浮かび上がってきました。
出典:YouTube
いったいどうなっているんでしょうか?神業的な制作過程を、映像でじっくりごらんください。
MaxさんがTape Artを思いついたのは、夜の街に淋しさを感じたのがきっかけ。
ストリートアートのほとんどは、夜になると見えなくなってしまうことを残念に思ったMaxさん、夜の街を彩るアートワークをしようと思い立ったそうです。そしてひらめいたのが、夜の灯りを使って映し出すTape Artだったのです。
以来、Maxさんは様々な光景や人物をテープで描き続けています。
夜の街を歩いていて、こんな美しいアートが目に飛び込んで来たら、さぞかし嬉しいことでしょう!
Maxさんは世界各地に出かけて、Tape Artを展示しているそうです。いつか日本の街にもTape Artを飾ってくれたら嬉しいですね。