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オバマ大統領から、お礼の手紙 「平和的な未来を確信」と、広島の原爆資料館に

By - grape編集部  公開:  更新:

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提供:産経新聞社

2016年5月、現職のアメリカ大統領として初めて被爆地・広島を訪れ、原爆資料館を見学したオバマ大統領。

平和記念公園で行われたスピーチは当初の予定を大幅に超える17分間に渡り、その内容は日米を問わず、多くの人から称賛されました。

提供:産経新聞社

そんな記念すべきオバマ大統領の広島訪問から約半年後の12月1日。

原爆資料館に、オバマ大統領から手紙が届いていたことが明らかになりました。

「核なき世界」へ前向きな言葉

来日時に、原爆資料館から贈られた図録などに対し、「親切な贈り物に感謝します」と謝礼から始まった今回の手紙。

そこにはオバマ大統領が目指す核なき世界の実現に向け、「平和的な未来が待ち受けていると確信している」などと綴られていました。

原爆資料館によると、オバマ大統領は手紙を次のように締めくくったと言います。

礼状は英語で11月21日付。

「私は核兵器のない世界に向けて行動する決意を新たにするため、広島を訪問した」と振り返り、「私たちは歴史を直視し、このような苦難が決して再び起きないようにする共同責任がある」などとつづり、最後にはオバマ氏の署名が入っていた。

産経WEST ーより引用

オバマ大統領は、原爆資料館を訪れた際、広島で被爆し、白血病が原因で12歳という若さで亡くなった佐々木禎子さんが作った折り鶴や原爆投下当時の写真などを見学し、自作の折り鶴を寄贈していました。

一方、原爆資料館からは、原爆の被害などを詳細に記録した図録や写真集などが、オバマ氏とミシェル夫人に贈られています。

原爆資料館の志賀賢治館長は、今回の手紙について次のように語りました。

「オバマ大統領は広島で何が起きたか、実際に見て歴史を直視するということを行動で示してくれた。ありがたく思う」

産経WEST ーより引用
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出典
産経WEST

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