イタリアで毎年行われる『広島・長崎の原爆忌の式典』日本で知る人はまだ少ない
公開: 更新:
バターは焼いた後?先? 正しい塗り方に「ゾッとした」朝食の定番である、バタートースト。バターの濃厚なコクが染み込んだトーストは、何度食べても飽きないおいしさですよね。 筆者も朝ごはんは毎日といっていいほど、バタートーストを食べています。 そんなバタートーストですが、焼く前...
餅を食べる前に… 消防本部の呼びかけに「盲点でした」「気を付けます」山形県新庄市にある最上広域市町村圏事務組合消防本部(以下、消防本部)のInstagramアカウントは、『餅の食べ方』について、注意を呼び掛けしました。
8月6日は『広島原爆の日』。1945年、広島市に原子爆弾が投下された日です。
毎年、広島市の平和記念公園では、平和記念式典が開催されます。
多くの人々が72年前のこの日を思い、平和への祈りを捧げています。
日本中の多くの人々が、「悲劇が繰り返されないように」と願う、大切な日。
ですが、平和を願っているのは、日本人だけではありませんでした。
遠くイタリアで毎年開催されている『広島・長崎の原爆忌の式典』
日本から遠く離れたイタリアでも、毎年この時期に『広島・長崎の原爆忌の式典』が開催されています。
そのことは、日本人がほとんど知らない事実でした。イタリアを訪れる日本人観光客が多い時期にもかかわらず、式典に参加する日本人はほぼいなかったのだそうです。
2015年、古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家である藤村シシンさんがTwitterに投稿したのをきっかけに、この式典は日本でも知られるところとなりました。
在イタリア日本国大使館のウェブサイトでは、2016年の式典の様子が掲載されています。
ただ、この式典について伝えたのは一部のメディアだけでした。まだ多くの日本人は、遠い地からの祈りに気付かずにいます。
悲劇的なその日から長い月日が経っても、イタリアの人々は私たちの国を思ってくれています。
2016年8月に、イタリアが大きな地震に襲われた際には「いまこそ恩返しを」と、支援を行う日本人の姿がありました。
お互いに思い合い、支え合える国があることは、本当に心強いことです。私たちも、イタリアへの感謝をいつまでも忘れずにいたいと思わされます。
[文・構成/grape編集部]