吹雪で荒れるトルコで商店街が野良犬の避難所に 人々の優しさにホッコリ
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出典:Ali Celik

飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。
2017年1月、トルコのイスタンブールを記録的な吹雪が襲いました。町の一部では一晩で雪が約65cmも積もったところもあり、気温も凍えるような寒さとなりました。
そんな悪天候の中、あるショッピングモールで心温まる光景が見られました。
路上で生きる住む家のない犬たちのために建物が開放されたのです。さらに犬たちが凍えることのないように段ボールや毛布も用意されました。また犬たちに食事を与える人もいたということです。
また、一部の店では犬たちを店の中に招き入れてあげました。暖かい店内の売り場の床で心地よさそうにくつろぐ犬たち。そしてそばで普通に買い物をしているお客さん。こんな微笑ましい光景はなかなか見られるものではないですよね。
救われたのは犬たちだけではありません。こちらの文房具店では猫たちを保護してあげました。
ところが心優しい店のオーナーを称賛する人がいる一方で、来店するお客さんの中には店内に猫がいること快く思わない人もいたそうです。
しかし、オーナーは猫たちを追い出すことはしませんでした。その代わりになんと店の入り口にこんな貼り紙をしたのです。
猫たちを不快に思う方々はこの店で買い物をしないでください!
厳しい寒さに凍えたくないのは人間も動物も同じはずです。どこまでも優しいイスタンブールの人たちのおかげで、吹雪の空の下でもこのショッピングモールはホッコリ温かい場所となっていたことでしょう。
[文/grape編集部]