空港で幼い娘の航空券が買えずに困り果てた父 すると見知らぬ女性が現れて
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
小さなお子さんを連れて飛行機を利用する際、何歳から子どもの航空券を購入する必要があるのかご存じでしょうか。
アメリカのネブラスカ州の空港で搭乗手続きをしようとしたある男性が、航空会社の係員に尋ねられました。
「お子さんは何歳ですか?」
男性は2歳になったばかりの娘を連れていました。係員に年齢を伝えると、「では、娘さんにも搭乗券が必要です」と言われてしまいます。
その男性は自分の航空券を購入した時、娘がまだ1歳だったため、娘の分の航空券は買っていませんでした。
父親は困り果ててしまいます。当日券は金額が高く、突然のことで彼は娘の搭乗券を買うお金が用意できません。また、別のフライトに変更することもできなかったのです…。
近くにいた見知らぬ女性があることを申し出る
するとその親子の様子を近くで見ていた一人の女性が、父親に声をかけて事情を聞きました。すると女性は、まっすぐチェックインカウンターへ行き、こう言ったのです。
CBS NEWSによると、女性はためらうことなく自分のクレジットカードで搭乗券を購入し、父親に渡しました。父親はその女性に名前を尋ね、後日お金を返すと申し出ましたが、彼女は「気にしないでください」と言ってその場を去っていったということです。
その後、女性の写真を撮っていたケヴィンさんという人がこの出来事についてFacebookに投稿すると、見た人たちからの情報で女性の名前が判明。
彼女の名前はデビー・ボルトンさん。生活用品ブランド『Norwex』の共同設立者でした。
デビーさんの親切な行為がSNSで広まり、称賛されていることについて知った『Norwex』の社員の皆さんは、『誰一人、驚いている人はいない』のだとか。なぜならデビーさんは常日頃から『とても親切で思いやりがあり寛大な人だから』なのだそう。
困っている人がいたから助けた。デビーさんにとってはただ当たり前のことなのかもしれません。しかし、助けてもらった男性にとっては彼女の姿は天使のように見えたのではないでしょうか。
デビーさんの優しさに、最大級の拍手を贈りたいですね。
[文・構成/grape編集部]