6月9日は『ミニマムーン』 小ぶりなベビーパールのような輝き
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
- 出典
- 国立天文台
月は満ち欠けしたり、赤やオレンジ色に変わったりと、さまざまな表情を見せてくれます。
普段と異なった姿をしていると知ったら、見上げたくなるものですよね。
『最小の満月』という、「月が普段と比べて一層小さく見える」現象があります。
2017年の『最小の満月』は、6月9日。この現象は、なぜ起きるのでしょうか。
ミニな光で感じる幸せ
月が特別大きく見える『スーパームーン』に対して、『最小の満月』を『ミニムーン』や『ミニマムーン』と呼ぶ人もいます。
なぜ『最小の満月』になるのかというと、月が地球の周りを回っているからです。
地球に近くもなれば遠くもなります。
また、月の軌道は太陽や地球などの重力の影響を受けて変化するため、月が地球に最も近づく日や、最も遠ざかる日は毎年異なっています。
だから毎年、「今年は何月何曜日!」とニュースになるのですね。
下の表は2017年の、地球の中心から月の中心までの距離を示したグラフです。
出典:国立天文台
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そして、視直径(月の見かけの大きさ)は、地球と月との距離が近いときには大きく、遠いときには小さくなります。
『最小の満月』は『最大の満月』に比べて、14%視直径が小さく、30%暗く見えます。
出典:国立天文台
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淡い光の、小粒な満月。
月を真珠でたとえれば、『最小の満月』は普通の真珠より小ぶりなベビーパールに似ています。抑えめで上品な光です。
いつもと比べてどれだけ小さく見えるのか、ベランダに出たり、家の外の道まで出たりして、空を見上げて確認してみましょう。
『最小の満月』を見たら、普段の満月を見上げた時と違う、穏やかな感情が湧いてきそうです。
『最小の満月』を見上げる日が待ち遠しくなりますね!
[文・構成/grape編集部]