あなたはどのタイプ?汗のにおいの原因には5つの種類があった
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適切なケア方法
美容ジャーナリストの木更容子さんが、各タイプの特徴とケアポイントを伝授してくれました。
屋外臭タイプ
「屋外臭」に当てはまりやすいのは、強い日差しの中で外回りをする営業マン、1日中屋外で仕事をする建築現場スタッフなど、外にいる時間が長い人です。日差しが強い夏は、仕事を始めてすぐに汗をかいてしまうことになります。
このタイプは、汗をかく量が多いので、こまめにふきとることが重要です。タオルとあわせて汗ふきシートを持っておくと、爽快感も得られておすすめ。
さらに、替えのインナーも持ち歩けるとベストです。
環境臭タイプ
「環境臭」は、仕事環境の温度・湿度が高いことが、汗のニオイにつながってしまうタイプ。授業をする教室にエアコンがついていない教師、1日中火を使う厨房にいる調理師などの人が当てはまるかと思います。
対策のポイントは、汗がニオイを発する前にケアをすること。汗そのものは無臭ですが、皮膚にある常在菌が汗なども分解しながら繁殖していくことで、原因となるニオイ菌が発生します。
スプレータイプのデオドラント製品を携帯して、休憩時間にさっとケアできるようにしておきましょう。
活動臭タイプ
「活動臭」タイプに当てはまりやすいのは、仕事中に動きまわることが多い職業の人。客席を動きまわる飲食店などのホールスタッフ、病院内での移動が多い看護師などです。
活動量が多いと、動いている間にすぐ体が熱くなってしまうので、クールタイプのスプレーなどを使うこと。氷冷感のあるアイテムを使うことによって、体温の上昇、ひいては汗の量を抑えられます。
ムレ臭タイプ
「ムレ臭」タイプは、仕事中に同じ姿勢でいることが続く職業の人に多くみられます。1日中ずっと座りっぱなしの受付やデスクワーカー、運転姿勢をくずすことができないタクシードライバーなどが当てはまります。
エアコンがきいている室内でも、ずっと同じ体勢で仕事をしていると、ワキ・太もも・足裏などがムレてしまいがちです。
対策としては、まずムレやすい部分の通気性をよくすること。服装も、風通しのよい素材・デザインのものを選びましょう。また、ワキは密着性の高いロールオンタイプ、足はフットスプレーなど、ムレやすい部分にあわせてアイテムを使い分けるのもおすすめです。
着衣臭タイプ
「着衣臭」は、仕事における着衣の自由がきかないことが、汗やニオイにつながってしまうタイプ。制服が決まっていてクールビズを取り入れられない警備スタッフ、夏でもジャケットやストッキングの着用が必要な会社員などが、当てはまります。
服装自体が決まっている場合は、デオドラント製品でのケアに加えて、下着で工夫をするのがおすすめ。汗が乾きやすく、防臭効果のある下着をつけるなどの工夫をして、ニオイを抑えましょう。
汗の「ニオイタイプ」によって異なるケア。自分自身のタイプを見つけて、適切に対策していきたいものですね。
[文・構成/grape編集部]