柔らかくしようと入れすぎると毛羽落ちの原因に 柔軟剤の使いすぎ注意!
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バスタオルはふんわりした肌触りを保ちたいですよね。しかしバスタオルで体を拭いたら、細かい繊維が付いてしまったことはありませんか?
それはバスタオルの「毛羽落ち」です。バスタオルの風合いを保つために、<バスタオルの毛羽落ちの原因と対処法>をご紹介します。
バスタオルの毛羽落ちの原因とは
まずは、バスタオルの毛羽落ちの原因から探ってみましょう。毛羽落ちの原因は大きく3つあります。
1. 新品のバスタオルだから
新品のバスタオルは、製造工程で落としきらなかった毛羽が残って、毛羽落ちしやすい状態になっているそうです。一度水通しをすると毛羽落ちしにくくなるようです。新しいバスタオルは使用前に単独で洗濯しておきましょう。
2. 柔軟剤の使いすぎ
柔軟剤の量が多いと、毛羽落ちの原因になることがあるそうです。
柔軟剤は繊維をコーティングしてなめらかにする働きがあり、これにより繊維の滑りがよくなることから毛羽落ちしやすくなるそうです。バスタオルを柔らかく仕上げてくれますが、過度に使用することは控えましょう。
3. 洗濯・乾燥時の摩擦
洗濯時に水が少ないと、他の衣類とバスタオルの摩擦が起きやすく、毛羽落ちの原因に。
洗濯機や洗濯乾燥機がドラム式の場合、叩きつけるような回転によってバスタオルの毛羽落ちが発生しやすくなることも。洗濯物の量や水の量にも気をつけたいですね。
バスタオルの毛羽落ち対策は?
毛羽落ちを防ぐには、洗い方や干し方にポイントがあります。
洗い方
他の衣類やタオル類との摩擦を防ぐために、たっぷり多めの水で洗濯するようにしましょう。バスタオルが中で泳ぐ位の水量で洗濯すると、摩擦を防いで毛羽落ちを軽減し、毛羽落ちしても水に浮いた糸くずや繊維をくず取りネットがキャッチしてくれます。
衣類と一緒に洗濯する場合、詰め込みすぎにも注意が必要です。また、バスタオルを洗濯ネットに入れ、摩擦から守る方法もおすすめですよ。
干し方
干す際はバスタオルの端を持って、2~3回バサバサと大きく振ります。その後優しく干しましょう。こうすることで、バスタオルのパイルがふっくらして毛羽落ちの軽減につながるそうです。
毛羽落ちしやすいバスタオルの特徴は
バスタオルには加工の仕方に種類があり、それによっても毛羽落ちの具合が変わってくるそう。バスタオルの購入時に覚えておきたいポイントですね。
シャーリング加工
シャーリング加工が施されたタオルはなめらかな肌触りですが、毛羽落ちに気をつけたいタイプです。
パイルのループを切って芝生のような状態にしてあるため、毛先がほぐれやすく毛羽落ちにつながりやすいようです。
起毛加工
起毛加工とはパイルの表面を摩擦させて、もこもことさせる加工のことを指します。ふんわりと優しい肌触りですが、表面を摩擦させている分、毛羽落ちも多く発生しやすいようです。
「撚り」が少ないタオル
タオルは、糸に「撚り(より)」を多くかけることで、丈夫で毛羽落ちしにくくなるそうです。逆に「撚り」をかけない方が、タオルの肌触りはふんわりと柔らかくなりますが、柔らかいタオルほど毛羽落ちしやすいと言えます。
最近では、柔らかくふんわりした使い心地のタオルが好まれる傾向があることから、撚りをかけすぎないタオルが多く販売されています。毛羽落ちが気になる方は、「無撚糸(糸を撚っていない)」「甘撚り(撚りが少ない)」タイプのタオルを避けてみるのも良いかもしれません。
おわりに
いかがでしたか?バスタオルの毛羽落ちには、洗濯の方法や干し方などにコツがありました。どんなバスタオルも毛羽落ちが発生するので完全に防げるわけではありませんが、ちょっとの工夫で軽減でき、快適に使えると良いですね。
参考:内野株式会社「タオルに良くあるトラブル > 毛羽落ち」
参考:大阪府立産業技術総合研究所「タオル類の洗濯による毛羽落ち試験」
東京ガス「ウチコト」
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