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洗剤の除菌と抗菌、違いは何? P&Gの解説に「勉強になった」

By - COLLY  公開:  更新:

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液体洗剤を洗濯槽に入れようとしている様子

※写真はイメージ

気温が下がる時期や雨が多い時期には、「洗濯物がなかなか乾かず困っている…」という人も多いのではないでしょうか。中でも気になるのが、臭いの問題です。

しつこい生乾き臭にイライラしたら、その原因や対処法を学んでみてください。各種家庭用品でおなじみのP&Gが運営する情報サイト『マイレピ』より、生乾き臭の原因や効果的な洗剤の選び方を紹介します。

生乾き臭の原因とは

洗濯物が乾きにくい時期に気になる、生乾き臭。その原因の1つは『菌』だといわれています。洗濯で汚れを落としても、菌を完全に取り除くのは難しいもの。そのため、洗濯物が乾くまでの時間が長くなると、菌が繁殖し、嫌な臭いの原因になってしまいます。

特に寒い時期は、気温が低下し太陽が当たる時間も短くなりがちです。日中に外干ししても完全に乾かず、室内干しする機会も増えるでしょう。

風がない室内では、さらに洗濯物が乾きにくくなります。また、厚みのある衣類が多いことも、生乾き臭が気になりやすい原因です。

生乾き臭を防ぐためのポイントは、菌の繁殖を抑えること。菌対策できる洗剤にも、ぜひ注目してみてください。

除菌洗剤と抗菌洗剤の違いとは

雑菌に対処できる洗剤には、除菌洗剤や抗菌洗剤といったものがあります。両者の違いがどこにあるのか、「実はよく分かっていない…」という人も多いのではないでしょうか。『マイレピ』のサイトでは、以下のように説明しています。

抗菌とは、菌の増殖を抑えることを意味します。ハンカチや靴下などの衣類、おもちゃや衛生用品など「手で触れること」が多いものは、「抗菌仕様」になっているものが多いかと思います。ただ「抗菌」は、あくまで「菌が増えることを防ぐ」ものであり、すでに発生してしまった菌を十分に取り除くことはできません。「ある」ものを「なくす」ことは難しいのです。

マイレピ(P&G) ーより引用

続いて、『除菌』に関しても解説してくれています。

除菌とは、増殖可能な菌の数を減らすことを意味します。ウェットティッシュや食器用洗剤のパッケージで見かけることも多いのではないでしょうか。「除菌」は菌を減らす効果がありますから、洗濯物の菌や洗濯槽の菌の巣を取り除くことができます。

マイレピ(P&G) ーより引用

すでに菌が発生してしまっている場合には、抗菌よりも除菌がおすすめ。菌をある程度コントロールできているのであれば、それ以上増やさないための抗菌が効果を発揮してくれるでしょう。

最近では、除菌と抗菌、両方の機能を持った洗剤も登場し人気を集めています。しつこい生乾き臭に悩まされたら、こうした製品にもぜひ注目してみてください。

部屋干しをする際に悩まされがちな、臭いの問題。洗濯物をできるだけ素早く乾かせるよう工夫するほか、ぜひ使用する洗剤にもこだわってみてください。除菌と抗菌の違いを知っていれば、自分に合った洗濯用洗剤を迷わず選べるのではないでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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出典
マイレピ(P&G)

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