「AEDを使う!」 そう判断した時に信じられない出来事が
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空港や学校、駅などの公共の場所に設置されているAED。
AED(自動体外式除細動器)
心停止などの際に、機器が自動的に心電図の解析を行う。心室細動を検出した場合は、除細動を行う医療機器。除細動器の1つだが、動作が自動化されているので、医師以外の一般人でも使用できるように設計されている。
※心停止…必ずしも心静止ではない。
各地の消防本部や日本赤十字社の都道府県支部などが使用方法の講習会を開くなど、一般人の間にもAEDの使い方は浸透し始めています。
しかし、必ずしも「すべての人がAEDの仕組みを理解しているわけではないという事実」を痛感させられるエピソードが注目されています。
急病人にAEDを使おうとしたところ
出張中、リラクマ(@rila9999)さんの同僚が、急病人に遭遇した時のこと。
公共施設に設置されたAEDを使おうとしたのですが…。
※写真はイメージ
知らない男性に後ろから羽交い絞めにされた!!!
人助けをしようとしているにも関わらず、邪魔をされるという信じられない事態。
AEDを使うということは、急がなければならない状況だったということです。処置が遅れれば、人命にも関わります。
では、なぜ知らない男性は、AEDを使おうとしていた同僚を取り押さえようとしたのでしょうか。その理由は…。
※写真はイメージ
収納BOXの赤色灯とサイレンを盗難の警報と勘違いしたから。
なんとAEDを使おうとしている同僚を、「AEDを盗もうとしている人」だと勘違いしてしまったのです!
もちろん、正義感そのものは非難されるべきものではありません。
しかし、その行動が人の命を奪ってしまうかもしれない…そう考えると、AEDに関する知識の周知がまだ足りないということを感じさせられます。
このエピソードに対し、多くの人がコメントを寄せました。
YouTubeには、AEDの使い方はもちろん、収納ボックスの仕組みを説明した動画も公開されています。
AEDに関する正しい知識を身に着ける…当たり前のことですが、一人ひとりが自覚を持つことが何よりも大切なのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]