「嫌いとか言ってないで」説教をしようとして、踏みとどまった話
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漢弾地 (@dankoromochi)さんがエッセイ漫画『どうせなら楽しんで』を公開し、多くの人を納得させています
数年前に熱中症になったという、投稿者さんの父親。原因は、炎天下で帽子を被らずに作業をしていたからです。
熱中症は命を落とすこともあり得る危険なもの。しかし、父親の口からはこんな言葉が出てきます。
帽子が嫌いなんだよな。
父親の言葉に「そんなこといってないで!」と説教をしそうになった投稿者さん。しかし、ぐっとこらえて考え直したそうです。
そして、説教をするのではなく、こう伝えることにしました。
「被らないとダメだ!」というのではなく、「オシャレとして楽しんだら?」といった。
素晴らしい機転!
父親も、「嫌だけれど、帽子を被らないといけない」ということは分かっています。分かっているからこそ、説教をされたらさらに嫌になってしまうのです。
そんな父親の気持ちをくみ取り、とっさにポジティブな考え方に誘導した投稿者さん。多くの賞賛の声が寄せられています!
人は、感情のままに言葉を口にしてしまうことがあります。しかし、それでは思うように物事が進まないこともあります。
そんな時に必要なのは、求める結果のために「何をいいたいか」ではなく、「何をいうべきか」という考え方です。
父親には楽しんで帽子を被ってもらえ、投稿者さんも安心できる…そんな結果を生んだ投稿者さんの言葉。
よりよい『言葉の選択』を意識することで、人との関わりが円滑になるかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]