警察も感動! 倒木のそばに立つシスターが、手に握ったモノとは?
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2017年9月10日、アメリカのフロリダ州に上陸した、ハリケーン『イルマ』は、甚大な被害を残していきました。
約650万世帯が停電し、主要都市マイアミの一部は冠水。そして、強風で多くの木がなぎ倒されました。
少しでも早く元の生活に戻ろうと、人々は自分にできることを精一杯しています。
シスターの手に『電動の刃物』
マイアミ・デイド警察の担当警官が、ハリケーン『イルマ』に傷めつけられた町を歩いていると、1人のシスターが倒木のそばに立っているのに気が付きます。
このシスターは、アーチビショップ・コールマン・キャロル高等学校の校長である、マーガレット・アンさん。
担当警官は、アンさんの手に握られているものを見て、顔がほころんでしまったそうです。
マイアミ・デイド警察のFacebookに投稿された画像が、こちら。
アンさんの手にあったのは…。
それは、チェーンソーではありませんか!
しかも、刃がこちらに向けられています!
シスターとチェーンソーという不思議な組み合わせですが、よく見ると、足元には木の枝が散らばっています。実は、アンさんは、強風によって倒れた木を切り、道路を復旧しようとしていたのです。
シスター姿のアンさんが、チェーンソーでどんどん枝を切っていく様子を、ぜひ動画でご覧ください。
アンさんは、倒木を一気に運べるような、パワーのある道具は持っていません。
しかし、切り崩しておけば、誰でも手作業で運ぶことができるでしょう。
アンさんの姿は、「人々を少しでも助けよう」という心からできたものでした。
優しさに満ちたアンさんの行動は、多くの称賛を集めました。
ハリケーン『イルマ』の被害から立ち上がるには、かなりの時間がかかるかもしれません。優先されるところから復旧作業が進められ、人手が足りないこともあります。
そんな中、「たとえ小さな1歩でも、誰でも皆のために動ける」ということを示したアンさんは、大勢の人の心を鼓舞したことでしょう。
[文・構成/grape編集部]