バスから降りてきた子どもたち 次の瞬間、車の運転手は血の気が引いた
公開: 更新:

※写真はイメージ

「これは本当に大切」「常識になってほしい」 『7万いいね』を集めた注意喚起とは厳しい冷え込みの日が増えてきた、2025年12月上旬現在。商用車メーカーに勤務している、@trucknakanohitoさんが、Xに投稿した『ある注意喚起』が話題になっています。

車のナンバーは個人情報になる? モザイクを入れる理由を調べてみたら…本記事では車に取り付けられているナンバープレートについて、モザイクをかける意味を国土交通省に取材して聞いてみました。
- 出典
- Hending 2017






これからご紹介するのは、ノルウェーで撮影された動画です。
道路を走る車のドライブレコーダーがとらえた、まさに『間一髪』の光景がYouTubeに投稿されました。
『子どもは急に飛び出してくる』ということが分かる動画
バスの後ろを走っていた、撮影者の車。バスが停車すると、中から数人の子どもが降りてきました。しかし、次の瞬間…。
子どもの行動を目にし、撮影者はとっさにクラクションを鳴らしました。
その結果、クラクションの音を聞いた対向車線のトラックは、ギリギリの所で急停止することができたようです。
バスが障害物となって、トラックから男の子の姿は見えなかったことでしょう。最悪の事態を避けることができたのは、撮影者の機転があったからかもしれません。
子どもを交通事故から守るためには
ご覧いただいた動画は海外のものですが、こういった場面は日本でも多数発生しています。
運転手も「飛び出してくるかもしれない」と意識し、しっかりと防衛運転をしなくてはなりません。ですが今回のようなパターンは、運転手も予想するのは難しいことでしょう。
警視庁によると、2017年上半期に起こった小学生の交通事故のうち、23.1%が飛び出し事故とのこと。
また、抜きん出て事故の発生件数が多い時間帯は、下校時刻である14~18時だといいます。
※写真はイメージ
もちろん一番安全なのは、大人が子どものそばで、しっかりと見ていてあげることです。ですが、どうしても見ていられない時間もあることでしょう。
大人ができることは、子どもに『交通事故の恐ろしさ』『安全確認の大切さ』をしっかりといい聞かせることです。
また、警察が行っている『交通安全教室』に親子で申し込んでみるのもいいかもしれませんね。楽しく学べる工夫がされているため、子どもも覚えやすいことでしょう。
子どもたちの命を守るため、大人ができることは何か…改めて、考えてみてください。
[文・構成/grape編集部]