武井壮「警察官の前で殴る覚悟があれば」日馬富士の暴行問題を語る
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連日報道されている、元横綱・日馬富士の暴行問題。
日馬富士は『指導』を目的として、貴ノ岩に暴行を加えたとされています。これに対し、タレントの武井壮さんはTwitterでこのように発言。
立場が上の人間が暴力を振るうなんて、野蛮で低俗な行為。
下の者の礼節がなっていないなら、態度と言葉で示して導くから尊敬される。
一部で、日馬富士の行為を「やむを得なかったのでは」と擁護する声が上がったことに、厳しい言葉で反論したのです。
生出演で思いを語る
2017年12月3日放送のTBS『サンデー・ジャポン』に、武井さんが生出演。番組では、大きな反響を呼んだ上記のツイートを取り上げ、武井さん本人にコメントを求めました。
武井さんは「『指導』と『暴力』の境目」について重きをおき、このように語っています。
武井さんの考えは、『指導』を目的とした『暴力』を、親や警察官が見ている前で行えないようであれば、「それはダメ」というもの。
スタジオがざわつき、杉村太蔵さんが「じゃあ逆に親の前だったらいいわけ?」と武井さんに問います。
「暴力はダメ」と繰り返した上で、こう語った武井さん。
そこに愛情があり、必要だと思えば「仕事を失うかもしれない」「逮捕されるかもしれない」という覚悟を持って『暴力を伴う指導』をすべきという考えなのでしょう。
熱く語る武井さんの言葉に、スタジオの共演者たちは神妙な面持ちでうなずきます。西川史子さんが流れを変えるコメントを挟んだことで、ほかの共演者の意見は語られませんでした。
ネット上では放送後間もなく、武井さんの発言に同意する声が投稿されています。
・こういう人が指導者になってほしい。
・親方の前、親の前、警察官の前で殴れるのか、というのは素晴らしい指摘だ。
・すごくしっくりくる考えかた。
今回の事件に限らず、過去にもさまざまなシーンで持論を述べ、人々の共感を得ている武井さん。
「彼のような人が指導者であってほしい」と、多くの人が望んでいるでしょう。
[文・構成/grape編集部]