武井壮「警察官の前で殴る覚悟があれば」日馬富士の暴行問題を語る By - grape編集部 公開:2017-12-03 更新:2018-09-26 大相撲武井壮相撲 Share Post LINE はてな コメント 連日報道されている、元横綱・日馬富士の暴行問題。 日馬富士は『指導』を目的として、貴ノ岩に暴行を加えたとされています。これに対し、タレントの武井壮さんはTwitterでこのように発言。 スポーツ界だろうが会社だろうがなんだろうが立場が上の人間が暴力振るうなんてのは野蛮で低俗な行為だよ。上司や先輩なんてのは立場や経歴が上ってだけで『人としての権利が上』なんて事あっちゃならねえんだよ。下の者の礼節がなってないなら態度と言葉で示して導くから尊敬されるんじゃねえのな?— 武井壮 (@sosotakei) November 29, 2017 立場が上の人間が暴力を振るうなんて、野蛮で低俗な行為。 下の者の礼節がなっていないなら、態度と言葉で示して導くから尊敬される。 一部で、日馬富士の行為を「やむを得なかったのでは」と擁護する声が上がったことに、厳しい言葉で反論したのです。 生出演で思いを語る 2017年12月3日放送のTBS『サンデー・ジャポン』に、武井さんが生出演。番組では、大きな反響を呼んだ上記のツイートを取り上げ、武井さん本人にコメントを求めました。 武井さんは「『指導』と『暴力』の境目」について重きをおき、このように語っています。 暴力…よくね、スポーツ界だとかこういう武道の世界とかってあるじゃないですか。たまにね。 いつも思うのは、こういうの『指導』と、『暴力』の境目どこなんだみたいな話になるんですけど、僕は基本は全部ダメだと思ってて、だけど、もしこれをね、「指導だからよし」というんだったら、じゃあそれを、その行為を、親方が見てる前で、もしくは被害者のお父さんお母さんが見てる前で、もしかしたら警察官が間近にいる所で、できるのかって話ですよ。 それだったら手が止まるんだったら、それはダメじゃないですか。 そんなことを、こういう伝統的なものの中だからよしだとか、スポーツ界の先輩後輩の仲だからよしにしてたら、いつかこういうなんかちょっと薄暗い無礼みたいなものが、生まれちゃうから。 サンデー・ジャポン ーより引用 武井さんの考えは、『指導』を目的とした『暴力』を、親や警察官が見ている前で行えないようであれば、「それはダメ」というもの。 スタジオがざわつき、杉村太蔵さんが「じゃあ逆に親の前だったらいいわけ?」と武井さんに問います。 いや、ダメだけど、できんのかってことです。 もしほんとに愛情で指導でっていうんだったら、お父さんがいたって必要だと思ったら、よかぁない、よかないけど、「それでもやる」って愛情があって「捕まってもいい」とか、「引退したっていい」ってやってるんだったらまだしも。 でもそれで手が止まるんだったら、それすらダメじゃないですか。その指導すら。 サンデー・ジャポン ーより引用 「暴力はダメ」と繰り返した上で、こう語った武井さん。 そこに愛情があり、必要だと思えば「仕事を失うかもしれない」「逮捕されるかもしれない」という覚悟を持って『暴力を伴う指導』をすべきという考えなのでしょう。 熱く語る武井さんの言葉に、スタジオの共演者たちは神妙な面持ちでうなずきます。西川史子さんが流れを変えるコメントを挟んだことで、ほかの共演者の意見は語られませんでした。 ネット上では放送後間もなく、武井さんの発言に同意する声が投稿されています。 ・こういう人が指導者になってほしい。 ・親方の前、親の前、警察官の前で殴れるのか、というのは素晴らしい指摘だ。 ・すごくしっくりくる考えかた。 今回の事件に限らず、過去にもさまざまなシーンで持論を述べ、人々の共感を得ている武井さん。 「彼のような人が指導者であってほしい」と、多くの人が望んでいるでしょう。 [文・構成/grape編集部] 出典 サンデー・ジャポン/@sosotakei Share Post LINE はてな コメント
連日報道されている、元横綱・日馬富士の暴行問題。
日馬富士は『指導』を目的として、貴ノ岩に暴行を加えたとされています。これに対し、タレントの武井壮さんはTwitterでこのように発言。
立場が上の人間が暴力を振るうなんて、野蛮で低俗な行為。
下の者の礼節がなっていないなら、態度と言葉で示して導くから尊敬される。
一部で、日馬富士の行為を「やむを得なかったのでは」と擁護する声が上がったことに、厳しい言葉で反論したのです。
生出演で思いを語る
2017年12月3日放送のTBS『サンデー・ジャポン』に、武井さんが生出演。番組では、大きな反響を呼んだ上記のツイートを取り上げ、武井さん本人にコメントを求めました。
武井さんは「『指導』と『暴力』の境目」について重きをおき、このように語っています。
武井さんの考えは、『指導』を目的とした『暴力』を、親や警察官が見ている前で行えないようであれば、「それはダメ」というもの。
スタジオがざわつき、杉村太蔵さんが「じゃあ逆に親の前だったらいいわけ?」と武井さんに問います。
「暴力はダメ」と繰り返した上で、こう語った武井さん。
そこに愛情があり、必要だと思えば「仕事を失うかもしれない」「逮捕されるかもしれない」という覚悟を持って『暴力を伴う指導』をすべきという考えなのでしょう。
熱く語る武井さんの言葉に、スタジオの共演者たちは神妙な面持ちでうなずきます。西川史子さんが流れを変えるコメントを挟んだことで、ほかの共演者の意見は語られませんでした。
ネット上では放送後間もなく、武井さんの発言に同意する声が投稿されています。
・こういう人が指導者になってほしい。
・親方の前、親の前、警察官の前で殴れるのか、というのは素晴らしい指摘だ。
・すごくしっくりくる考えかた。
今回の事件に限らず、過去にもさまざまなシーンで持論を述べ、人々の共感を得ている武井さん。
「彼のような人が指導者であってほしい」と、多くの人が望んでいるでしょう。
[文・構成/grape編集部]