ビートたけし、日馬富士問題を受けブチギレ 「ふざけんなっつーんだよ!」
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2017年12月17日に放送された、『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系列)。
この日は『モンゴル出身力士&横綱の品格 揺れる相撲界に復活への大提言SP』と称し、現在話題になっている日馬富士の暴行問題を取り上げました。
大相撲の元横綱・日馬富士が貴ノ岩に暴行を加え、負傷させた問題。11月29日、日馬富士は貴ノ岩への暴行を認め、協会へ引退届を提出しました。
ビートたけし、日馬富士問題で『フライデー襲撃事件』を自虐
番組冒頭で事の経緯が紹介されると、ビートたけしさんは開口一番にこういいました。
おそらく、たけしさんがいっているのは1986年に起こった、通称『フライデー襲撃事件』のこと。
当時たけしさんが親密交際していた女性にフライデーの記者がケガを負わせ、過剰な取材に激怒したたけしさんが『たけし軍団』の、メンバー11人を引き連れ、講談社のフライデー編集部を襲撃した事件です。
裁判の結果、たけしさんは傷害罪懲役6か月(執行猶予2年)の判決を下されました。
今回のように自虐ネタに使うほどにはなったものの、たけしさんはいまだに不満を抱いているように感じます。
あまりの自虐に、スタジオ苦笑
爆笑する声もあったものの、あまりにも盛大な自虐に周囲の出演者は苦笑…。
視聴者からも、多くの反応が上がりました。
・たけしさん、世の中は理不尽なことだらけだよ…。
・あの事件は納得できないこと多かったからなー。本人もまだモヤモヤしてそう。
・たけしさんがいいたいのは、法の解釈が絶対的なものではなく時代性や権力の介入もあり得るということかな。
・こんなぶっ飛んだエピソードがあって自虐に使えるの、たけしくらいだろうな。
・分かる。示談済んでるのに裁判っておかしいよね。
日本相撲協会の仕組みに対しては「自分たちの責任逃れのために(いろいろな組織を)作ってるんじゃないのか」と非難した、たけしさん。
今回の日馬富士問題に限らず、相撲界について思う所があるようです。
たけしさんがフライデー襲撃事件の時に抱いた『モヤモヤ』に似た感情が、この問題に関わる多くの人に残る結果にならないことを祈るばかりです。
[文・構成/grape編集部]