2歳で両目を摘出 全盲のドラマー少年の演奏が心に響く By - grape編集部 公開:2018-01-10 更新:2018-05-22 ドラム動画盲目 Share Post LINE はてな コメント 全盲になりながらもドラマーとして活躍している、11歳の少年・酒井響希(ひびき)くんが注目を集めています。 2歳で両目を摘出 産経ニュースによると響希くんは、1歳半で目にできるがん『網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ)』を発症。進行が早く、2歳にして両目を摘出しなけれがいけませんでした。 全盲になり、それまでできていた歩行や食事もできなくなるなど、泣いてばかりの日々を送っていたそうです。 遊べるおもちゃも少なくなる中、響希くんが興味を持ったのは音。 最初は飲み物を混ぜる棒の音や壁や柱を叩いて、音の違いを楽しんでいました。3歳のころにドラムセットを叩くと「ドラムを習いたい」と繰り返し口にするようになります。 父の健太郎さんは、当時このように考えていたそうです。 「障害があるから何もできないのではなく、特技を見つけて誇りを持ってほしい」 産経WEST ーより引用 今では、RADWIMPSの『前前前世』など、約20曲を演奏することができ、原曲を数回聞けば演奏を再現することができるそうです。 実際の響希くんの演奏がこちらです。 全盲で叩いているとは思えない響希くんの演奏に、多くのコメントが寄せられました。 ・ぜひ生演奏を聞いてみたいですね。 ・こんなに小さいのに力強い演奏で、勇気をもらいました。 ・練習は本当に大変だったでしょうけど、これからも頑張ってください! また、健太郎さんは響希くんとドラムとの関わりを『親友』と表現していました。 「ドラムを通じて色々な経験をして、たくさんの人と出会えた」と振り返り、「ドラムと出合って響希の人生は変わった。生涯の親友に出合ったのだと思う」と話す。 産経WEST ーより引用 産経ニュースのインタビューで、「たくさんの人に褒められてどう思いますか?」という質問に「人に勇気を届けられたような気がして嬉しい」と語っていた響希くん。 全盲に負けず、とことんドラムを極めて、たくさんの人を感動させるドラマーになってほしいですね! [文・構成/grape編集部] 快挙を成し遂げた狩野英孝、帰国便の搭乗券をよく見ると… 「さすがJAL」の声ホノルルマラソンから帰国する狩野英孝さんに、JALが用意したサプライズとは…。 ロケで出会う人を「お母さん」と呼ぶのは気になる ウイカが決めている呼び方とは?タレントがロケで街中の人を呼ぶ時の「お母さん」「お父さん」に違和感…。ファーストサマーウイカさんが実践している呼び方とは。 出典 世界に響け 全盲の11歳ドラマー少年/産経WEST Share Post LINE はてな コメント
全盲になりながらもドラマーとして活躍している、11歳の少年・酒井響希(ひびき)くんが注目を集めています。
2歳で両目を摘出
産経ニュースによると響希くんは、1歳半で目にできるがん『網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ)』を発症。進行が早く、2歳にして両目を摘出しなけれがいけませんでした。
全盲になり、それまでできていた歩行や食事もできなくなるなど、泣いてばかりの日々を送っていたそうです。
遊べるおもちゃも少なくなる中、響希くんが興味を持ったのは音。
最初は飲み物を混ぜる棒の音や壁や柱を叩いて、音の違いを楽しんでいました。3歳のころにドラムセットを叩くと「ドラムを習いたい」と繰り返し口にするようになります。
父の健太郎さんは、当時このように考えていたそうです。
今では、RADWIMPSの『前前前世』など、約20曲を演奏することができ、原曲を数回聞けば演奏を再現することができるそうです。
実際の響希くんの演奏がこちらです。
全盲で叩いているとは思えない響希くんの演奏に、多くのコメントが寄せられました。
・ぜひ生演奏を聞いてみたいですね。
・こんなに小さいのに力強い演奏で、勇気をもらいました。
・練習は本当に大変だったでしょうけど、これからも頑張ってください!
また、健太郎さんは響希くんとドラムとの関わりを『親友』と表現していました。
産経ニュースのインタビューで、「たくさんの人に褒められてどう思いますか?」という質問に「人に勇気を届けられたような気がして嬉しい」と語っていた響希くん。
全盲に負けず、とことんドラムを極めて、たくさんの人を感動させるドラマーになってほしいですね!
[文・構成/grape編集部]