母親「無茶だ」 学校から配られたプリントの内容に愕然とした By - grape編集部 公開:2018-01-30 更新:2018-05-20 学校小学校小学生教育 Share Post LINE はてな コメント 3人のお子さんを育てる、まんだ林檎(@mandaring)さん。末のお子さんが小学校に入学するにあたって、学校側から「入学前にお子さまに身に着けさせてほしいこと」と書かれたプリントを渡されたといいます。 そこには、『基本的生活態度』と『友達との関係』に分かれ、合計18個もの項目が記載されていました。 【基本的生活態度】 ・人の話をしっかり聞ける。 ・返事やあいさつが大きな声で、きちんとできる。 ・いすにきちんと座れる。 ・他人のものと自分のものの区別がきちんとできる。 ・くつを脱いだらそろえられる。 ・服装をきちんと整えられる。 ・机の上や身の回りを、きちんと整理できる。 ・早寝、早起きが自分からできる。 ・朝ご飯をしっかり食べられる。 ・きちんと歯磨きができる。 ・うそをつかない。 【友達との関係】 ・誰も仲間はずれにしない。 ・困っている子がいたら助ける。 ・友達の悪口をいわない。 ・誰とでも仲よくでき、協力して遊んだり学んだりできる。 ・1人で遊ぶだけでなく、みんなと仲よく遊べる。 ・自然の中での伸びやかな遊びも奨励し、外へ出て思う存分体を動かす。 ・間違ったら素直に謝る。 プリントを受け取ったまんだ林檎さんは「無茶をいわれてる」というひと言を添えて、Twitter上に投稿。すると、大きな反響を呼びました。 ・子どものしつけを学校に求めてくる親への対策かも。 ・大人でも無理なのに、子どもができるわけないですよ。 ・多様性はどこへいった…!? ・子どもたちがこれらの項目をできるようになっていれば、教師は本来の仕事である『教えること』に集中できる。 あげられている18の項目を身に着けた子どもたちばかりなら、授業もスムーズに進行するでしょう。 また、年齢に関係なく身に着けておいたほうがよい項目も含まれているため、一概にプリントの内容を否定することはできません。 しかし、大人でさえすべての項目をできているわけではありません。それをまだ未就学児の子どもたちに身に着けさせるというのは、なかなか難しいことなのではないでしょうか。 集団行動は生活するうえで大切なことですが、子どもたちの個性を伸ばすことも同じくらい大切なこと。プリントの内容は、理解できる部分も、見直すべき部分もあるということなのでしょう。 もちろん、教師、生徒、親…全員が納得できる環境を整えられるのが1番ですが、決して容易なことではありません。 人には向き不向きがあることを理解し、子どもたちの可能性を引き出せる学校が徐々にでも増えていくといいですね。 無茶を言われてる。 pic.twitter.com/nZwwelLkSA— まんだ林檎 (@mandaring) January 28, 2018 なお、投稿者のまんだ林檎さんは漫画家としても活躍中です。同人誌の販売も行っているので、そちらもぜひチェックしてみてください。 冬コミのお品書き作りました〜。ゆるゆる売ってますのでよろしくお願いします〜。 pic.twitter.com/8F6dhLREkV— まんだ林檎 (@mandaring) December 22, 2017 [文・構成/grape編集部] 出典 @mandaring Share Post LINE はてな コメント
3人のお子さんを育てる、まんだ林檎(@mandaring)さん。末のお子さんが小学校に入学するにあたって、学校側から「入学前にお子さまに身に着けさせてほしいこと」と書かれたプリントを渡されたといいます。
そこには、『基本的生活態度』と『友達との関係』に分かれ、合計18個もの項目が記載されていました。
【基本的生活態度】
・人の話をしっかり聞ける。
・返事やあいさつが大きな声で、きちんとできる。
・いすにきちんと座れる。
・他人のものと自分のものの区別がきちんとできる。
・くつを脱いだらそろえられる。
・服装をきちんと整えられる。
・机の上や身の回りを、きちんと整理できる。
・早寝、早起きが自分からできる。
・朝ご飯をしっかり食べられる。
・きちんと歯磨きができる。
・うそをつかない。
【友達との関係】
・誰も仲間はずれにしない。
・困っている子がいたら助ける。
・友達の悪口をいわない。
・誰とでも仲よくでき、協力して遊んだり学んだりできる。
・1人で遊ぶだけでなく、みんなと仲よく遊べる。
・自然の中での伸びやかな遊びも奨励し、外へ出て思う存分体を動かす。
・間違ったら素直に謝る。
プリントを受け取ったまんだ林檎さんは「無茶をいわれてる」というひと言を添えて、Twitter上に投稿。すると、大きな反響を呼びました。
・子どものしつけを学校に求めてくる親への対策かも。
・大人でも無理なのに、子どもができるわけないですよ。
・多様性はどこへいった…!?
・子どもたちがこれらの項目をできるようになっていれば、教師は本来の仕事である『教えること』に集中できる。
あげられている18の項目を身に着けた子どもたちばかりなら、授業もスムーズに進行するでしょう。
また、年齢に関係なく身に着けておいたほうがよい項目も含まれているため、一概にプリントの内容を否定することはできません。
しかし、大人でさえすべての項目をできているわけではありません。それをまだ未就学児の子どもたちに身に着けさせるというのは、なかなか難しいことなのではないでしょうか。
集団行動は生活するうえで大切なことですが、子どもたちの個性を伸ばすことも同じくらい大切なこと。プリントの内容は、理解できる部分も、見直すべき部分もあるということなのでしょう。
もちろん、教師、生徒、親…全員が納得できる環境を整えられるのが1番ですが、決して容易なことではありません。
人には向き不向きがあることを理解し、子どもたちの可能性を引き出せる学校が徐々にでも増えていくといいですね。
なお、投稿者のまんだ林檎さんは漫画家としても活躍中です。同人誌の販売も行っているので、そちらもぜひチェックしてみてください。
[文・構成/grape編集部]