小学生「課題で絵を描いたら、先生に怒られた」 その理由に考えさせられる
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- 出典
- @tanucoromon
『考えさせられる出来事』というのは、日々いろいろな場面で直面します。
「どうしてこうなったのだろう」「なんだか、モヤモヤする」「自分だったら、どうしただろう」…と。
たぬ(@tanucoromon)さんは、とある小学生の話を聞いて、深く考えさせられたのだそうです。
課題で『空想世界』を描いた小学生
「今日の授業は、それぞれが考える『空想世界』を描きましょう」
ある日の授業で、先生からそんな課題を出された、とある小学生。
おそらくこの授業では、生徒たちの創造性を豊かにすることを目的としているのでしょう。だからこそ、各々の考える『空想世界』をテーマにしたのかもしれません。
そんな中、小学生は葉っぱを緑色で塗ったそうです。
すると、作品を見た先生はこういいました。
「オリジナリティがない」
「『空想世界』がテーマなのに、従来の色で塗るなんておかしい」と注意した先生。
その言葉を聞き、小学生は絵を描きなおすことにしました。
後日、課題について小学生はこういいました。
「怒られたくないから変な形と色の葉っぱを描いたら、褒められた。
けど、これは『私の空想世界』じゃなくて『先生のための世界』なんだ」
小学生の言葉を聞き「大人として、聞いていて悲しくて辛くて…。自分もこうなったらダメだなと、襟を正す思いだった」と話す、たぬさん。
また、自身の経験から「上の立場の人の顔色を伺うことに慣れてしまうのは、とても悲しいことだ」と痛感したそうです。
大人の理不尽さに直面し、『自分が思い描く世界』を描くことができなかった小学生。この話に対し、多くの人が複雑な気持ちを抱いたようです。
先ほども書いた通り、『空想世界を描く授業』というのは、各々の創造性を高めることを目的とした授業です。そのため先生は、オリジナリティのある絵を描くように指導したのでしょう。
ですが、子どもにはこのまま、自分の中にある自由な発想を大切にしてほしいですね。
[文・構成/grape編集部]