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「10年間でファンレター0」 ビビる大木の告白に、共感の声が相次いだワケ

By - grape編集部  公開:  更新:

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2018年2月3日に放送された『俺の持論』(テレビ朝日系)に出演した、お笑いタレントのビビる大木さん。

仕事に対する自身の考えを語り、注目されました。

嫉妬と人気のバランス

MCやコメンテーターなどをこなし、さまざまな番組で活躍している大木さん。番組内で、共演者たちから仕事内容が幅広いことを指摘された大木さんは、意外な反論をします。

それは、「自分はとにかく人気がないから、いまの状況があるのだ」というもの。

大木さんは「10年間で1度もファンレターをもらったことがない」というエピソードを明かし、自身の人気のなさを主張します。

続けて、人気がない分、嫉妬されることも少ないという考えを述べました。

嫉妬と人気っていうのは、同時にあるもの。人気が出たら、当然嫉妬も付いてくる。

俺の持論 ーより引用

人気と嫉妬のバランスが重要であると説く大木さん。それゆえに、自分自身はどんな状況であれ、謙虚な姿勢を持つことを心がけていたといいます。

芸能人として長いキャリアを持つ現在も電車を利用し、毎朝通勤ラッシュにあっていることや、37歳までは、6畳1間の部屋で生活していた過去を明かしました。

何者でもないから、何者にでもなれる

大木さんが謙虚な姿勢で仕事に取り組むようになったのは、あるスキー場でのロケで、骨折をしたことがきっかけでした。

危うく下半身不随になってしまいそうなほどの大ケガを負い、しばらく入院することになった大木さん。

病室でTVを見ていた大木さんは、本当に苦しい時に「楽しい」と感じる番組が少なかったことを告白。「大変な思いをしている人たちが、安心して楽しめる番組を提供したいと考えるようになった」と語りました。

「決して主役とはいいがたい自分が、TVを盛り上げるにはどうすればいいのか」

悩んだ大木さんが思い付いたのは、主役を支えてあげるようなポジションにつくことでした。大木さんは、現場のムードメーカーとして、周りの雰囲気をよくすることに力を尽くしたのです。

例え自分が主役じゃなくても、周りの人のためになるような仕事をしよう。

俺の持論 ーより引用

「自分は何者でもない。だからこそ、何にでもなれる」という持論を力説した大木さん。

芸能界だけでなく、私たちにも当てはまりそうな考えに、ネット上では称賛の声が相次ぎました。

・そうだよね。みんながみんな、すごい人にならなくたっていいんだ。

・救われたような気持ちになった。私もそういう生きかたをしていきたい。

・自分の役割や、居場所を見つけた人は強いと思う。

大ケガをきっかけに、自分らしさを追求し、周りの人たちの役に立つ道を選んだ大木さん。

仕事への謙虚な姿勢が、いまの活躍ぶりにつながっているのかもしれませんね!


[文・構成/grape編集部]

出典
俺の持論

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