娘の小学校で流行る『テレビの都市伝説』 その正体に、父「そういうことか!」
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- 出典
- @chou_nosuke
「知ってる?死後の世界が映るテレビがあるんだってさ」
※写真はイメージ
ヤングエースUPで連載している『レバガチャアーカイブ』原作担当の鯨武 長之介(@chou_nosuke)さんは、ある日、娘の小学校で流行っている都市伝説を耳にしました。
子どもたちの間で『死後の世界が映るテレビ』が話題になり、娘さんは自宅のテレビで確認をしたといいます。
その結果、娘さんは我が家のテレビも死後の世界が映る物だったというのです!
『死後の世界が映るテレビ』の正体は…
怖がる娘さんを見て、鯨武さんは「一体どういうことだろう」と疑問を抱きました。
詳しい話を娘さんに聞いてみると、ウサワの『死後の世界が映るテレビ』の正体に気付きます。なぜなら、死後の世界を映す方法とは…。
『アナログ放送』の切り替えボタンを押すこと。
そう、子どもたちが指す『死後の世界』とは、砂嵐のことだったのです!
砂嵐は本来、アナログテレビ放送を受信する際に発生するノイズ。アナログ放送であったころ、放送休止中のチャンネルではずっと砂嵐が映し出されていましたよね。
昔は「砂嵐をずっと見ていると発狂する」「突然画面が切り替わり、明日亡くなる人の名前が表示される」といった都市伝説が存在しました。
時代は変われど、砂嵐にまつわる都市伝説はいまも現役だと考えると、なんだか面白いですね。
「都市伝説や怪談は、こうして生まれて形を少しずつ変え、全国に広がるのかも」
娘さんの話を聞き、そう思ったという鯨武さん。
現在は砂嵐が身近なものではなくなったことにより、さらに子どもたちにとって未知の恐怖を味わわせているのかもしれません。
いつか砂嵐がテレビに映らなくなった時が、長年ささやかれていた砂嵐に関する都市伝説が消える時になるのでしょうか。
[文・構成/grape編集部]